ネットを探すと、BM800やショップスのCMC5の回路図と書かれているエミッタフォロワ出力タイプのマイクアンプがあります。これを応用した回路は他にも色々ありますが、手作りアンプの会らしく前田さんのアイディア(マイクカプセルのドレイン側をK879のカスコード接続で受けて、ドレイン側の出力を取り出す方法)を加えた回路で基板を起こしてみました。この基板を使って2SA1586のベース-エミッタ間に抵抗を入れたものと、入れないものの2種類を作ってみました。
0.2uFは40V以上の耐圧が必要ですが、PMLCAPをまともに買うとすごい値段になるので0.1uFを二段重ねにしています。マイクカプセルは前田さんに選別してもらったXCM6035です。エミッタフォロワタイプの出力になるのでゲインが低いかなと思いましたが、前田さんのテストでは意外とゲインが落ちていないようです。出力インピーダンスが低いことにより、負荷インピーダンスが低い場合でもレベルが下がりにくい事が効いていいるようです。私が簡単に音質のテストした感じでは両者の音に違いがあります。BE抵抗ありは落ち着いた音、BE抵抗なしは少しハイ上がりのくっきりした音に感じました。このあたりを含めて前田さんに評価をお願いしています。なおブログにも同じ内容をアップしています。
昨夜、雷が鳴ったので録音を試みましたが、あたふたして近くの音を取り損ないました。 DR-100mk3でマイクPad on、ゲイン最低、2SK879のソース抵抗付きの感度の低いもので余裕が10dB程度でした。 至近距離だとクリップするかもしれませんね。
秋月で2SK880が売られているようなので、今度それで作ってみます。