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測定 分科会掲示板


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PWM中華二味 三上@東京品川 2017/03/14,15:14 No.576
三土会における、土屋2さんのスイッチングレギュレータ研究に感銘を受け、
さっそく壊れた(壊した)スイッチング・レギュレータを分解して測定してみました。
測定には、中華製を動員。左上のトランスがよく見かけるSW電源のトランスで、
中華880円のLCRメータで計測すると4.8mH(測定周波数は不明).
このトランスを駆動するためのPWMを5チャンネルぶんマイコンで製作。
周波数が効率と音に対する影響を調べるために 5.8KHz から12MHzの以下の4周波数にあいました。
(PWM8_1, Clock VC1 24MHz, Period255 PW:124)Port00 94KHz
(PWM8_2, Clock VC2 6MHz, Period255 PW:124)Port05 23KHz
(PWM8_3, Clock VC3 1.5MHz,Period255 PW:124)Port12 5.8KHz
(Count8_1, Clock 48MHz, Period3 Compare Value:1)Port03 12MHz
(Count8_2, Clock VC1 24MHz, Period3 Compare Value:1)Port04 6MHz
この周波数のチェックには、これまた中華800円のロジアナを使用。
実は秋月で売ってるン万円のロジアナと互換(偶然でしょう)
中身はサイプレスのDAC入りのEZ-USBなので、作っても400円くらいはかかる。
時給1,000円でも24分では作れないので、中華製をゲットしました。
ロジアナソフトは、オープンソースが使えます。
ロジアナ画面は、6MHz Duty 50%のPWMです。
なんとこのトランス、6MHz が通りますね。
通るどころじゃなく、5.7MHzの共振ピークがあり、二次解放時に
10X の二次p-p電圧が観測できました。
おおータマのB電源が射程内に.....
皆さんもスイッチングレギュレータを壊して実験してみましょう。
題して中華二昧 もう一品欲しいところですね。
>> 無題 清水 2017/03/15,11:27 No.577
何か誤解があるようですが、それはトランスではなくラインフィルタです。
こんなヤツですね。
http://www.korin.co.jp/product/line_filter.html
スイッチングトランスについては、これが実用的です。
「Magnetics Design for Switching Power Supplies」
http://www.pearl-hifi.com/06_Lit_Archive/15_Mfrs_Publications/Texas_Instruments/Magnetics_Design_for_Switching_Power_Supplies.pdf
日本の本では触れていない、近接効果による損失もチャンと載ってます。
>> コモンモードチョーク masuda 2017/03/15,16:43 No.578
写真はコモンモードチョークですかね。格好はいいのですが、コモンモード用なのでコア面積は小さく、すぐ磁気飽和してしまうでしょう。joule thiefとしてLEDを点灯したことはありますが。
これを電源トランスにしたら数W程度だと思います。
>> ご教授ありがとうございます。 三上@東京品川 2017/03/16,11:34 No.579
清水さんmasudaさん、ありがとうございます。昔バラして、部品として箱に放りこんでいたのですが、正体が分かりました。スイッチングレギュレータに使われていたのですが、バラしてしまったので、どこに使われては不明でした。教えていただいたスイッチイング・トランスを調べてみます。今回は、中華測定器の紹介ということで。


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