画像タイトル:img20100726234150.jpg -(99 KB)

ファンネルダクト方式に関する追試実験 名前: 見元(大田区) [2010/07/26,23:41:50] No.1450
ファンネルダクト方式に関する追試実験を行いました。写真は今回の実験機です。容量は18リットル(ドーム分の4リットルを除く)。使用ユニットはZICAのZ003720(16cm)です。私は密閉しかやらないので、実験は密閉だけです。さて、結論ですが、図3に示すドームをユニットの背中に置く方式は有力だと思います。箱の容量設計に制限がないので、それだけ有利です。図2に私の方式を示しますが、容量がドームの大きさで制限されます。音はどちらも同じだと思います。低音の量は、密閉型に限って言えば、ユニットの口径相応です。どちらも、のびのびと低音が出てきます。密閉型特有の詰まった感じ、箱くさい音はしませんでした。バスレフ式であるファンネルダクトについては、1度視聴してみたいと思います。

●理論編
大地殿は「魔法の」という言葉を用いられていましたが、この方式で低音が出たとしたら、それは「魔法」ではなく「理論の正しさが証明されたから」です。三土会に参加されたメンバーには会場で説明してきたことですが、まずはその開発背景から説明します。
図1で、四角い密閉箱でなぜ低音が出ないのかを説明します。箱が小さいとコーン紙が右に動くときの背圧でコーン紙が戻されて振幅が取れないからという説明を受けたことがあるかと思います。ですが、スピーカーユニットで一番弱いのはエッジです。「コーン紙から出た音波は箱の背面で反射し、エッジを押し、エッジの逆振幅がコーン紙前方の音と干渉して低域が出ない」というのが私の仮説です。だから低音を出すには、箱の背面で反射した音波をエッジに戻さないよう方向を変える必要がある。それには焦点を持つドームが最適だと考え、図2のエンクロージャーを発表してきました。図3はファンネルダクト方式に用いられるドームです。図2とは違い、音波を拡散する形でエッジに音波が戻らない仕組みになっていると考えます。
>> 無題 名前: 石田 [2010/08/02,09:57:51] No.1461
 小口径ユニットだとエッジ面積もバカにならないのでその影響も有るかと思いますが、コーン紙より振幅が大きくなるとは考え難いので影響は限定的だと思います。(それよりエッジは通常中域での位相が逆になるエッジ共振が知られています)
 またエンクロージャ内の音波は(波長がエンクロージャに対して小さい)低域では波として考えるより全体のカタマリとして考えるべきで、低域の音波が反射してくるというのは無理があります。
 むしろ低域のエンクロージャの内圧がエンクロージャを振動させその音が出る場合と中高域の内部反射や定在波がコーン紙やエッジを通過して出る音の方が影響は大きいのではないかと思います。この場合単に中高域というだけでなく低域への聞こえ方の影響も有るのではないかとも思っていますが、なかなかこれはデータ的に裏づけが難しいですね。


[返信しないで戻る]