う〜ださん、先日はご指導ありがとうございました。あの後、結局組み直しました。理由は、出力段の定電流回路の安定性が悪いため出力段のカソード電位が安定しない事が原因だったようです。出力段のカソード電位を安定させるためにPSDCが有効と思い、上條さんのPSDCの説明を何度も読み直したのですが、私には難解で教えを乞うたところ、カソード電位を初段へ単純にフィードバックした方が良いとのアドバイスを頂きました。(指摘されて気付いたのですが、よくよく考えてみるとPSDCは逆効果で使えませんでした。)試行錯誤のためアップした回路図のようになりましたが、結果的には(その2)の回路図でいけると思います。(出力段のカソード電位を一定にするように初段の定電流回路にフィードバックしているので、出力段は抵抗だけでも差動になる。)ついでに、@出力段の定電流回路を220μFでバイパスするスイッチを追加して差動と否差動を切り替えできるようにしました。A共通SG抵抗(R10)と発振防止コンデンサ(C1)を追加してみました。(上條さんのHPで「歪が減る...」の記述を発見。)B3db程のオーバーオールNFBをかけてみました。C出力段の定電流回路のTrを2SC4468に変更。(hfeが不足なのでCRDも4mA(2mAx2)に変更。)の変更も行ってみました。○差動と否差動は私の駄耳では、差動の方が少しおとなしい音になるような気がする程度の差しか感じられないので現在は、否差動モードで使っています。○共通SG抵抗は、無い時よりも心なし透明感が上がったような気がします。
OFFICE 書類 : 6BM8超3差動PP(Ver.2)回路図 -(222 KB)
本文中、否差動の方が少し大人しくなるなるような気がすると言いたかったのに、逆に書いてしまいました。訂正します。
宮崎@小倉さん こんにちわ。 解決してよかったですね。 さらに調整し完成度を上げられんことを!。● 非差動の方が少しおとなしい(音になるような気がする程度の差) すでにバランスがよくとれているからでは?、と思います。 ● 共通 SG 抵抗 個体差の影響や浮動が抑制され、バランスがよくなるのかもしれませんね。
う〜ださん、励まし有難うございます。駆け出しの迷える老羊としては、心強い限りです。共通SG抵抗は、抵抗値と発振防止コンデンサ(現行は耐圧の高い手持ちのフィルムを適当に入れたので、発振防止というには値が大きい)を変えて少し調べてみたいと思います。(その前に、歪率をちゃんと計れる環境を何とかしないと!)