外道ファンのみなさん、こんにちは。前の書き込みで次にどんな球に手を出そうかとしましたが、丁度面白い球がありましたので載せてみます。 この球は、ヤヤッ「なんじゃこりゃ」の受けねらいといわれれば「御意」ではありますが、なんだか花瓶の出来そこないみたいで楽しいです。右側に置いてあるのは大きさ比較用の845です。直径は200mm、高さは280mm、重さは5kgもありますので845が小さく見えますね。 さて「なんじゃこりゃ」の球の本来の使用目的はレーダー用パルス出力に使うもので、全く一般的ではありません。この球はTM−2Fというロシア製のものですが、ドンガラがデカイ割にはPa=900Wと意外と小さいです。中を見ると丁度車のエアーフィルターのようにアノードの板(銅製と思います)が折畳んで入れてあるといえます。ユニットとしてこの中に10個入っているので、ユニット当たり90Wの割のPaとなります。形式としては傍熱の4極管、そしてヒーターとカソードはご丁寧に内部で接続してあるというレーダーパルス球の典型的な形式となっており、オーディオには向かないイワユル「駄球」と言えます。しかし!「駄球に光を」の精神から使ってみることにします。ホームユースとしてはちょっとオーバーなものでありますが、はみ出ていることが外道の誇り?でありますからガンバッテみます。使い難いと思いますが、只ヒーターを灯してハイ終わりでは気がすみませんし、単に飾りでおいて置くのは小生の精神衛生上好ましくないものですから・・・・・・・。 と一応製作宣言のようになりましたが、実はもう以前から部品の方は集めています。TM−2Fの後ろにあるのは、ヒーター用のスイッチング電源で、ヒーターの通電はOKです。作るアンプはブースターでドライブアンプ抜きです(半分不精をかましますが)ので、それほど時間はかからないかも知れませんが、気が向かなくなれば何年もかかってしまうでしょう。 ところで、この会ではQRPが叫ばれていますが、ちょっとヒネクレテQROしちゃえと考えているという訳でなく、単にアンプ作りが好きなだけのおバカさんと言えますので、変に考えないでください(エッ、それは今更のことではないだろうって・・・・・・ごもっとも)。
絶句・・・です。電気ストーブかと思いました。外道ワールドは究極のアイテムを出して来ましたな。むうう〜〜〜〜。どんなアンプに仕上がるか物凄く楽しみです。
これ、マグネトロンとかをイメージされるプレート形状ですね。実はコの字プレートに1個づつグリッドがついていて、ロータリーリレーが実現できるとか。うーむ。。。
こんばんは。ちょっと妙な球を出しましたがいかがでしょうか?外道ワールドではこの球は究極ではありませんのでご注意ください(先がコワイ〜)。
完璧に大ボスが出てきたと思いましたが、まだ先が?!恐るべし外道ワールド!コワイけど絶対見たい!!です。