愛媛のナベ様も数年前に304TLアンプを製作されたようですがどのようなものでしょうか。私もイントラ反転アンプで試しています。304TLはマイナスバイアスで動作しますからイントラ反転にしなくていいのですが他の送信管も試す関係上こうしています。フィラメント電圧/電流が10V/12Aなので12V30Aのスイッチング電源を別電源として使い、プレート電圧約800V,グリッド電圧約-38V、プレート電流約150mAで動作させています。この304TLは佐久間先生のアンプで有名になりましたが音は確かに力強い感じがします。
私が昔製作した304TLアンプは、この板のNo448です。モノラル2台構成になっています。やはり、フィラメント電源を製作するのはかなり大変ですよね。私もDCスイッチング電源を使用していますが、フィラメントは並列使用で、5Vを供給しています。グリッドから見たフィラメントの位置による電位の違いが大きそうなので、直列使用は避けました。実際、どちらがどうなのか実験による調査は、していません。 それと、もともとこのアンプは、4212Eのシングルアンプだったのですが、気に入らなかったので、球を取り替えました。4212Eの時は、特注のフィラメント用トランスを使い、DC14V8Aぐらいの電源を作り供給しました。4212Eより、304TLの方が、音が良いように感じました。アノードとグリッドが外に出ているので厄介ですが、良い球と思います。 サカイ様は、2チャンネルをひとつのシャシに組んでいるので、相当重いものでしょうね。私の場合は、負荷は、10kΩです。サカイ様のは、5kΩぐらいですか?