関西のお寺大会に出すOTLアンプが出来ましたので載せてみます。写真のようにいつもの関西スタイルから離れたちょっとマシなスタイルとなっています。使っている真空管は6SN7で16本使っています。つまり片ch8本となります。 ところで、単なるSEPPのOTLではこの分科会に出せませんが、このアンプは前の7241のOTLと同様にD級つまりPWMのアンプです。作ってからノイズや出力が出ないことで悩まされましたが、現在では完全とはいえませんがなんとか納得できる状態となっています。さすがにOTLなので低音が良く出てくれます。でももう少しお寺大会の会場に合わせて出力が欲しい感じなのでもう少し改善しようと思っています。
タマでPWMというのはまた凄いですね。思いつきもしませんでした。回路的には、究極的に外道を極めていますね。電流スイッチにこともあろうに6SN7とは、回路を熟知していないと、こういう通の外道発想はできませんね。そこで提案ですが、スーパーウーファー用に使用を限定して、終段にリレーを使うというのはどうでしょうか?最高振動周波数はどのくらいいくでしょうか?接点が振動してブザーになったりして。火花が飛んだりしますね。リレーの10万回の接点寿命をCD1枚の再生で使いきるやもしれませんが、一曲聴くごとに針を交換していた蓄音機の時代もありましたので、CD1枚聴くたびに焼けたリレーの接点交換というのもオツなもんではないでしょうか?
小生はペンタグリッドコンバータ等のグリッドたくさんの球を使って何とかならないか思案中です。年が明けたら実験してみようと思っています。
関西のお寺大会に出すために完成へと頑張っていましたが、どうもノイズが取れきれず、また出力も低いままでしたので急遽単純なトランジスタードライブでプレート負荷のシングル型のOTLとして改造してしまいました。実際お寺で鳴らしましたが、これはこれで音質的にはなかなか満足できるものとなっています。又これより以前には7241を使ったPWMのアンプを既に出していますよ。これは以前妙法寺のお寺大会にも持て行ってます。 ところでリレーを使ったPWMアンプですか、さすが三上さんも面白いことを思いつかれますね。超低音用としてガス入りのリレーだと可能かも知れませんね。でもリレーの音が楽器のようになったりするかも知れませんね。 松本@那珂市さんも真空管のPWM頑張って下さい。うまく出来ましたら是非お聴きしたいと思います。