折りたたむ
QRPで気をよくしたトランジスターですが、でもありきたりではツマラナイので大阪日本橋(にっぽんばし)のイキツケノジャンク屋で面白いものはないかと探していたところ、今まではあまり目の行かなかったパワーエレクトロニクスの三菱製のブロック型のトランジスターが使えるのではないかと思い買ってきました。
写真でご覧のように、なにやらヒンズー教の寺院のような感じになっていますが、これは配線を全て2mmのメッキ線で行なっているためで、このように賑やかに見えるようにワザとしています(ここが外道チェックポイント)。全体に絶縁はしていませんが、電源電圧が15Vと低く直接手で触れてもビリビリきません、只発熱は半端ではありません。回路はA級のSEPPでとにかく部品を出来るだけ少なくしようということで特性は気にせず(外道チェックポイント2)NFBや安定化のサーボなどはイッサイ無しで、発熱によりバランスを狙うといったお気軽な回路です。このため動作が安定するのに約30分かかります。
なにしろ単段のアンプですからゲインがありませんので、QRP分科会で紹介しました2SB205のアンプでドライブしています。こうして2つのアンプを並べると益々外道がパワーアップしますね。「外道とらぁコウデネートイケネーゼ」とツイ思ってしまいます(ほんまやね)。とまあ極端なものですけれど出てくる音は意外とソフトで、聴いていてウキウキします。また次も別のブロック型のトランジスターによるアンプを考えていますが、こちらはダーリントン接続のトランジスターが2組入っているものを使う予定で、もう少しゲインがとり易いであろうとモクロンデいます。・・・・・・・・・・真空管のアンプはちょっと先送り状態ですが、またそのうちに。
ところで、このように極端なものでないと載せられないのかとお感じなっていらっしゃる方もあるかと思いますが、決してそうではありませんのでご自慢のアンプがございましたらドシドシお載せ下さい。