ふと、コップの水をこぼしてしまった時にどうなるんだろう?と思つて浄水器の水のインピーダンス特性を測ってみました。面白いことに測定信号(sin波)が10mA以下の時はほぼ抵抗的な特性だったのが、測定電流を100mAまで増やすと500kHzぐらいから上のインピーダンスが上昇し、容量性の特性を示しました、手持ちの機材だと10MHzまでしか測れないので、果たして共振周波数があるのか?興味がありますね。とりあえず、もう一桁測定電流を増やすブースター回路を作ってみようかと思っています。測定している時に8〜9kHzの辺りで水から音が聞こえてきたのも面白かったです。 続きを読む 折りたたむ DCオフセット掛けると電気分解が始まるのですが、FFT解析しながら見てると、640kHz辺りで2次歪みが減るポイントがあったりして実に興味深いですね。
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水道水で測定したことはないですが、昔、めっき液でインピーダンス測定したことがあります。Cole-Coleプロットしてみると、容量性成分が分かると思います。電極の影響を受けると思いますので、可能であれば白金線を使えればいいのですが、無理なら鉛筆の芯を使うとかすればいいかと。例えば、下記サイトの「インピーダンスの話」のところに例が載っています。http://hr-inoue.net/zscience/home.html
実は携帯電話の人体頭部への電波影響を規定するため、発売前には必ず人体脳をシミュレーションした人工液で電界強度を測定します。その際、校正用に蒸留水のインピーダンスを測定します。確か εr=εr−jεi で定数化されてます。ネットワークアナライザで液体用のプローブがあり、Agilent(当時はHP)でApplication資料があったような記憶があります。
http://literature.cdn.keysight.com/litweb/pdf/5989-2589JAJP.pdf