折りたたむ
FETは、2SK30A-Yがなかったので、手持ちの2SK184-GRを使いました。
それと、16A8のカソードバイパスは2200μFです。
OPTは、TU870のものです。
電源は外部供給式で、CVCC電源350V200mAを使用し、Vbb200Vでバイアスを調整しま
した。ヒーターもCVCC電源35V2Aにて16Vを供給しました。
まず、自宅のスピーカーで調整をしましたが、その時は20年以上前のパイオニアの
25cmと7.5cm2Wayのブックシェルフ型でした。
やはり、FETの利得が大きすぎてしまい、ソースのバイパスコンデンサを外したら、
良さそうになったので、ある人のところに出向いてインプレッションを訊いたという
ことです。
その時は、まだ押しが強いだけで聴き疲れする感じでしたが、現在は調整が進み、
初段を6AU6、カソードバイパス47μF、終段を6BM8にし、Vbb250Vにてバイアス調整
してあります。
華やかさは減りましたが、聴き疲れしない、音を聴くというより音楽を聴くという
感じになりました。
ことの始まりは、今回初めてアンプを作ってみて、音が出たという喜びのあまり、
調整もそこそこで、ある人に聴いてもらったという私の軽率さが引き起こした
ことなんです。
アンプ製作にあたり、上條様、宇田様のHPをはじめ、手作りアンプの会の皆様の
製作記事が大変参考になりました。
厚く御礼申し上げます。
また、私の不適切な行動により、超三結アンプに対して誤解を招いてしまった
ことについて、深くお詫び申し上げます。
現在のアンプの状態は、私好みにセッティングしてありますので、これを
また持っていって、誤解の上塗りをさせてしまったら、回路発明者である上條氏を
はじめ、皆様方に大変申し訳ないので、いたしませんが、その点ご理解いただけ
ますよう心よりお願い申し上げます。