ソフトンさんの技術資料は http://www.icl.co.jp/audio/RW20.htm にあります。(私が購入した時に入っていたものと全く同じ内容でした!)一読されることをお勧めします。なお、私の言いたい低インピーダンスとは、出力トランスから見て入力インピーダンスが低いという意味です。通常はオーバーオールNFの効果で、出力トランスを含めたスピーカー駆動インピーダンスが低いのをさしていると思いますが、この場合はトランスから見て3極管で1000オーム程度、五極管ではかなりのハイインピーダンスでトランスを駆動していると思っています。その点、超3結アンプは局所NFで、100オームオーダーでトランスを駆動していることになる・・・と思います・・・が、いかがでしょうか?
それはそれ、コアボリュームはコアボリュームということで。。。出力インピーダンスを下げたところで、トランスが大きくなるわけではないからなぁ。。しかし、このソフトンさんのトランスの画像、以前ヤフオクにも出てたような気が。。
特性図を見ていただいてお判りとは思いますが、単にF特が良くなっただけではなく、パワーを食わせた時の出力ゲインがほとんど落ちないことに私は驚いているのであります。あたかもコア・ボリュームが大きくなったかのような振る舞いであると思っています。600オームドライブでこれですから超3結V1の出力インピーダンス=1/Gmなら・・・もっと効果がありそうです。 一般に小さなコアボリュームでの音量変化⇒トランスのパワーバンド幅リミッタ効果によるゲイン変化⇒位相変化⇒Ayumiさんの言うトランジェント歪発生・・・と大雑把に考えている私としては、コア・ボリュームが小さいにもかかわらず、ゲイン変化が少ないとなれば、その音はよい筈である・・・と、まあ、そう思っているのですが、はずしてますかねえ?