視覚的な錯覚ですが、ほぼ万人がそのように感じる様ですね。ケーブルの色の話では万人に共通とは思えません。(特殊な人なら一致するかもしれませんが)例えば2次歪みは認知しにくいなどはこれにあたるのでしょうか。でも、探すと出てきそうですよね。
直接関係ないかとも思いますが、両耳ビートというものがあるそうです。左右、別周波数を耳にぶちこむと、ビートが発生するというもの。単耳ビート(これはふつうのビートと同じ)とはまったく異なるとのことで、比較的低い周波数での現象だそうです。また、両耳の移相差を処理する能力に密接に関係しているのではないかとのこと。頭のなかで、精神的?にもf1+f2 f1-f2が合成され、あるはずのない音が感じられるということ自体おどろきですが。低周波発振器作って、ためしてみますか。
人間の頭の中って結構普通の配線がされているようですね。頭の中でビート音が合成されると言うことは、単純に加算されているような配線となっていると考えれば良いのでしょうか。只、ロジカルに多くの人で同じ現象が発生するのであれば、ゲシュタルトオーディオとかオカルトではなく、特性として考えたほうが良いかと思いますが、如何でしょう。ゲシュタルトオーディオの例ですが、真空管アンプを見せながらフィリップス君を聞かせたり、300Bを見せながら、6BM8超3を聞かせたりする場合の反応では?と考えています。違うかな?? 続きを読む 折りたたむ 只、ゲシュタルト的であれば、ある程度万人での反応が同じと思いますから、特性と考えても良いのではないかと思います。ゲシュタルト的で良く聞こえるなら、それは良いと言ってもいいのかもしれません。なら、オカルトとは何かと言うと、やっぱり原典に戻り神秘主義とか、思い込みの類になると思います。良さを理解する(理解できないの方が正しい?)にはある種の熱狂や信仰が必要になるのでしょう。たぶん。
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ビートは2信号の差の周波数です。信号を加算するだけでは決して差の成分は発生せず、掛け算が必要です。実際には系の非線形性に内在する2乗の項によって乗算が行われるわけです。いずれにせよ両方の耳に独立に与えられる刺激に対して、脳内で乗算らしきことが起きているというのは興味深いことです。なおオカルトについて、熱狂、信仰まで行かずとも、マスメディアによる権威付け、友人などから得た情報による予断からくる刷り込みなどの軽いものもありますね。何とか商法の売り込みテクニックもこの類ではないでしょうか。
あと、両耳ビートの発生が周波数特性を持つ(低域で両耳ビートが起きる)というのもなかなかと興味深いかと。。。人間の耳は、上下方向も検出できるらしいですね。ダミーイヤーにマイクをしこんで、レシーバーで聞かせると、上下を検出できるのだそうです。耳たぶによる効果とか。
昔、吹奏楽をやってた頃、楽器の音合わせの再にビートの有無で判断した記憶があります。アレは、頭の中で作られていたわけですね。うーむ。外的な情報(マスコミの記事云々)による影響ですが、意外と大きいのではないかと思います。自分が聞いている音の良し悪しの判断基準は外来の事でしょうから、耳の特性とか、処理系の特性以上に変化が大きいかと思います。この辺の心理学的な影響ですが、雑誌などはもっと真剣に扱うべきでしょうね。物理的に正しいものが、違った判断をされている例は沢山あるでしょうね。
の話は聞いたことがあります。なんでも、耳たぶの反射の遅延を用いて上下判断するとのことです。事故で耳たぶを失うと上下がわからなくなるので発見されたそうです。ちなみに、遅延時間は1uSec程度との事です。
皆さん、こんにちは。議論を明確にするため、質問いたします。例えば、1000kHzと1100kHzをスピーカから出すと、100Hzの音が聞こえると言うことですか。<タムさんす>調律での現象は「うなり」ですね。ビートの周波数は0に近づくので聞こえません。
出た。μsのオーダー。おかしな話だと思うのですが、あるみたいですねぇ。1つのクリック音と(エネルギーが同じ)2つのクリック音を判別できる間隔が数十μsって書いてあったかなぁ。。数十μsということは数十KHzの帯域ということになると思いますが、、、可聴周波数によるf特の評価基準もみなおしが必要かなぁ。。。
村田先生 お久しぶりです。田村です。そうか、あれはうなりですか。ビートだと差の周波数が別に聞こえないと駄目ですね。そうすると、頭の中でビートが発生する話面白いですね。試して見れるものでしょうか。(ヘッドホン使ってやれば良さそうですか・・)
WaveGenでLch:250Hz -10dB, Rch:254Hz -10dBとか指定して、それぞれのスピーカを左右に離して置くと、簡単に試してみることができます。時間差の検出は、十数μsが限界(これで音源の左右方向の弁別限が決まる)、上下の方向感は耳たぶの影響による数kHz(8kHzあたりが中心)の周波数伝達特性のディップで決まります。