抵抗を測定してみました。いつものWM62です。当然方向性があります。図のように、S/D⇒Gは1MΩ程度ですが、G⇒D/SはO.L.です。マイク内部のFETのゲート電位は普通は確定しません。G電位がS電位より高い場合はリークで同じ電位になりそうですが、G電位が低いとスタックする可能性があります。そこで、S⇒Gへ電流が流れるように高抵抗でつないであるのではないかと、想像します。以前、DとSを逆接続したとき電流がドンと流れましたが、GがDと同じ電位になるので当然です。漸く、納得できる結果が得られました.....が、これって当たり前のことでした?
コンデンサマイクのユニットには普通数百Mの高抵抗が負荷に接続されているので、エレクトレットマイクユニットにも既に組み込まれているんだと思います。ということで前田さんの実験で実証されたことになりますね。
No.114の書き込みの写真のように測定しました。ばらした状態ではD-S間のコンデンサ以外部品が見えませんし、写真のようにGは宙ぶらりんです。 確かに2SK123は用途が"ECM"となっていますので、内部に(チップ上でしょうが)高抵抗を持っているのかもしれません。