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製作技術分科会掲示板


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画像タイトル:片モチ8ミリシャフト -(61 KB)

8 ミリシャフト巻線器の製作 三上@東京品川 2007/05/02,17:55 No.121
新型の巻き線器を製作しました.改造点は右側のセットフロア金具を2連にして作業性を上げるために片持ち式にしたことです.同時に剛性を高めるためにシャフトを6ミリから8ミリに変更しました.8ミリでも巻き枠に入ります.この威力は凄まじく便利で写真のように1.25 スケアの被覆線を200メーターぶんリールに巻いても平気です.ボビンのシャフト径は8ミリよりはるかに太いのですが,よく見てください,8ミリ用の蝶ネジで両側から締めていきますと,これがすり鉢のように中に食い込んでいき,ピッタリと空芯のセンターに固定されてしまうのです.リール込みの銅線200メーターの重量はかなりなものですが,8ミリシャフトだと平気です.今日はリールに800メーターほど巻きましたがとてもはかどります.またいろいろ”巻き方”にはコツがあることが分かりました.トランス巻きの練習に非常に良い経験をしたと思います.大事なのは,回転部分の一定した安定したフリクションと線にかけるテンションを一定にすること,巻きに関しては,とにかく丁寧にピッタリと高精度に巻くことです.一度乱れたらおしまいです.最後まで乱れて,この乱れはどんどん大きくなります.そのために回転軸と巻き枠の精度は上げておく必要があります.あとは巻くときのコツとして両端の折り返しを上手くまくことがコツです.これをうまくやるためには,ボビンの,特に耳の部分の強度と精度が大事です.よってボビンは市販のものを使用したほうがいいと思います.とにかく精度がポイントですね.あとは丁寧に巻くことです.ちょっとでもうまくないと思ったら必ず戻して巻きなおします.ちょっとのズレがだんだん拡大していきますね.層間紙をはさんで一層ずつ巻く場合は,若干のズレはいいかも知れません.以上報告まで.次はマグネットワイヤーでチョークを巻いてみようと思います.巻き線はやはり練習ですね.
>> どんどん進みますね きん@品川 2007/05/02,19:52 No.122
三上さん こんにちは
片持ち式はボビンの交換がし易いので良さそうですね。ただ、ボビンの先がぶれないかちょっと心配です。

これに、カウンタを取り付ければとりあえず巻線器は完成ですね。
手始めにチョークを巻かれるのであれば、適当な回数巻いてみてギャップと電流の関係のデータを測定してから本番に向かわれると良いかなと思います。
なお、ボビンはあまりがありますので必要ならお申し付けください。

きん
>> Re:8 ミリシャフト巻線器の製作 石田 2007/05/03,08:22 No.123
 やはり軸剛性が肝心のようですね。まだ時間が有るので私の方も8mm軸でもう少し考え直して見ます。
 ところでセンターの蝶ネジのところが良く見えないので拡大写真を載せていただけませんか?トランス巻き枠も上手く留まるのでしょうか。
>> 蝶ネジ 三上@東京品川 2007/05/03,23:09 No.124
蝶ネジは単に手で回して固定する目的ですから,ナットと同じです.巻枠も固定できますが,片方を蝶ネジにしておいて,これで押さえて,片方をナットにしてメガネレンチで締めるとよいと思います.セットフロア金具はナットをはずさなくとも緩めるだけで上の押さえ板がはずれますから,片持ちでなくとも両側で押さえでも不便ではありません.このリールはかなり大きいので両側押さえにするにはシャフトが短いので片もちでやってみました.結果は8ミリシャフトだと強度が十分とれてOKです.6ミリの片もちだと首を振ります.


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