北裏さんのキットを組み立てようとして中を見たのですが、な、なんとデジタル・ブロックをすべて使いきってありました。すごいですねー。ところがアナログ・ブロックはまったく使用せずに、増幅は外付けのHCU04なんですね。そこで外付けチップなしで、どのくらい性能出せるか、PSoC1個だけでやってみることにしました。2回路作り、左側のでかいLCDのものは完全にワンチップ版です。右側のほうは北裏さんの基板をそのまま使用して、クロックを高精度な外部ジェネレータにした2チップ構成です。アンプ部はどちらもPSoCの内蔵オペアンプを使用しました(PGAユーザーモジュール使用)。結果は,どちらも4Hzから100KHzくらいはOKのようです。外付けの24MHzの秋月150円のつけたほうに比べて内蔵のクロックを使用したほうは、ほんの少し約0.9%周波数が低く表示されていました。デバイスのスペックでは2.5%なので、まあまでしょうか。PGAは、ゲインの設定が1Xから48Xまで設定できますが、8Xで動作させています。30円のHCU04を外付けにした北裏さんのほうが性能でていますね。ただPSoCのユーザーモジュールには、insampなどもあるので計装アンプ構成にして中に詰め込めば、性能はもっと出るかと思います。PGAユーザーモジュールはDC用途を考えているので高周波特性はそれほどには伸びてないですね。
完全ワンチップですねー。これだと、基板なんてユニバーサルで組めますね。これで十分という気もしますが、やっぱり外に作ったアンプの方が少し良いのなら基板の作りがいかあったというところです。
チップの上に27443とシールが見えます。自分もPICのときはテプラでシールを貼りました。老眼対策ですかね。
いやあこの10年ほど、遠視なんですよね。それも度が進みつつあるので、進行性遠視でしょうか?この対策に仕方なくシールはってます。でも1Hzは出したいですね。