3土会に持っていき、お寺でも説明未了だったヘッドホンアンプです。Taylor Followerは真空管で昔々発表されたフォロアのリニアリテイと出力インピーダンスを下げる回路です。肝はフォロアの動作電流を一定にする方法で、通常は抵抗でセンスしてますが、これではドレインに定電流を注入して強制的に一定化させてます。実機では2SK1284のソースフォロアを使いました。特性実測では22Ω負荷 1V出力で歪率0.0013%、出力インピーダンス0.07Ω、ゲイン0dbでした。残留ノイズが22μVと想定外の多さですがどうやら、トランスからのリーケージのようです。基板も色々実験してたので2枚になったり汚くなってます。アルミ基板などを使って作り直すのもいいかなと思ってます。