次期作品には、1Vから2V程度の電圧で、定電流にするFETを探してました。手持ちのTO92サイズのFETで、1.5Vで、6mA程度で動作させます。実際にカーブトレーサで計測させてみました。2SK170BLで、ソースに抵抗を入れて調整が一番良さそうです。2SK117BLは、今回の用途には、使えそうですが、Idssをターゲットの電流より過度に多いものだと、ソース抵抗での調整では、無駄に電圧を使い、低電圧でのどうさは難しいですね。2SK170BLは、Vgsに対すろ、電流の変化が大きいので、2SK117BLより、今回の用途には向いています。2SK246,2SK30は、手持ちではIDSSが低いので使えないのと、低電圧では、定電流領域に入りませんし、Vgsに対しての電流変化も少ないので、今回の用途には使えません。2SK246は、
低電圧で動作させようとするとgmの大きなFETになるので、gmが小さいものは難しいでしょうね。ところで、どのような回路に使うのですか?
2SK30ATMと2SK246を比べてみて、データシートだけでは判らなかった、2SK30の優位性を発見!意外でした。回路は、POWERMOSのG−S間を定電流でシャントさせるのに使いますので、2SK1056Eを使用し、IDを0.8A位でのVGSは、1.8V±0.2V程度なので、1.6Vで定電流に成らないと駄目なのです。