三土会プロジェクトの基板を使った無帰還アンプが一応完成しました。最終的にはBTLにしたいと思っていたのですが、まだシングルバージョンです。 出力段のFETはJ49,K134をシングルで使用、DCサーボは使わずACアンプになっています。放熱はブロックを強制空冷しているのでバイアス電流を250mA流していますが、ほとんど熱くなりません。むしろドライブTr(小放熱器付き)やレギュレータTrの方がかなり熱くなり、電圧配分やドライブ電流をもう少し検討し直した方がよいかも。 電源電圧 電圧増幅段 ±51V 定電圧出力 ±38V 電力段 ±33V バイアス電流 出力段 250mA ドライブ段 23mA 最大出力 30W(8Ω)x2 周波数特性 5〜250kHz(-3dB) ゲイン 28dB (R26,27 560Ω、R13 5kΩ) ノイズ 1mV(R)3.5mV(L) ゲインが予想より高いです。R26,27を390Ωでは高すぎるのでは?入力FETの違い? チョークインプットのチョークトランスが基板上になってしまったのが原因でノイズは悪いです。位置をもう少し奥に下げるか。 安定性は問題なさそうですが、10kHz矩形波は僅かにオーバーシュートが出ます。 音の方はまだエージング中で仮システムですが、極普通かな。ケレン味もない代わりに悪いところもない感じ。この辺はもう少し聞き込んでみないと。 1日に持ち込みます。
ドライバー段は38Vx23mA=874mW程度ですか、TO−220と、小型アルミ放熱板であれば、持ちそうですが、コの字の放熱板を合いと向かいにして、エの字にして、放熱面積を稼ぐのは良いかもです。チョークのコイルに流す電流を2個を逆にして打ち消しとか、素人考えですが駄目ですかね?電磁シールドをトランスの下に張るとか・・・あっ、私のチビスケは、ノイズは計測してなかった・・・私も、明日はチビスケを持ち込みます。ご要望があれば、NFBアンプとして、以前に作成したLM3886のBTLアンプも持ち込めます。NFB有り無しで、鳴らし比べましょう!
ドライバ段の電流は10mAくらいでいいと思います。コレクタ損失を0.5Wくらいにすれば、そのままでも行けるかと。小さな放熱器を付ければより安心です。