手持ちコンデンサ20個でのテストを計画しました、起動時間が2分程度と長くなるので、最初は1個のみ接続し充電完了(1.10V)まで30秒待ちます。その間、残り19個は別回路で1.08Vまで充電しておき30秒後SVRに切替えます。軽いポップノイズが出ますが。
6番ピンの電圧安定化には、13番ピンと3番ピンの間に抵抗100Ω位と13番ピンからグランドに10000μでも付けたら、6番ピンのコンデンサは小さくても同じような効果はありませんか?
土井さん。だんだんわたしの試していた低インピーダンス回路に似てきましたね。ここはTRを使わずとも抵抗2本(2Kと100Ω)でも大丈夫。抵抗2本と大容量コンを6番ピンに接続すれば、立ち上がりは改善されポップ音も出ませんが、ICを壊したことがあります。SW1個にて切り替えたほうが安心です。高宮さん。6番ピンには電源の変動電圧以外にLRの入力信号も流れ込みます。だから電源のリップルだけをとる対策だけではだめです。6番ピンのコンデンサ容量を増やして低インピーダンス化するか、低インピーダンス回路を投入しないとならない場所です。
1k VRと並列のダイオードを入れていると1.08Vまでしか充電できないので並列ダイオードを除去しました。これで充電電圧がSVR側1.118Vと同じ1.118Vに充電できポップノイズはなくなりました。
やったー。これでSVR対策は大丈夫でしょう。そして、もしこれ以上の音質向上を目指すのであれば、VRの高音質化にチャレンジしてみてください。
470μF1個で立ち上がり時間30秒程ですが、電源のコンデンサ 0.5Fの充電に15秒程かかってしまいます。見元さんがおっしゃっていた「470μFで15秒ほどかかるようになる」と合わせて30秒。時間短縮を図ろうと0.33μFのフィルムコンデンサにしてみましたが立ち上がりが非常に不安定になり、やめました。この方式はプリチャージコンデンサの容量を470μF50個〜70個でどうなるのか試したくて開発しました。予算の都合で来年になりますが。