皆さん、コメントありがとうございます。OPアンプは。図にあるようなものを試しましたが、程度の差はあれ現象としてはでています。割と安定していたのがLME49720,OPA2604、NJM2114Dでした。音はOPA2604がいい感じです。パスコンは基板裏です。やはり、この回路むきのTRがあるのでしょうね。回路がシンプルなだけにスキルのない者には辛いかもしれません。
回路図ありがとうございます。回路図を見て、ゲインが低すぎ、位相補正コンが大きすぎる、気がしました。・5.6Kを15Kくらいに変えるとどうなりすか。・220PFをはずしてみたらどうなりますか?発振や不安定さはゲインを高くすれば解決すると思います。
定電圧電源の出力側のコンデンサの容量が不足しているかもしれませんね。トランスに10Vくらいのタップが出ていれば、定電圧電源を通さないで使ってみる価値がありそうです。
丁寧にコネクターで電源とアンプを分けて作っておられますが、アンプ基板にケミコンを付けていますでしょうか。配線が 長くなるとインダクタンスが気になりますので、アンプ基板にもケミコンがあればと思います。 そして、電源ICの定格電流は充分に大きいが、定電圧電源のICは放熱板は使用されていますか? アンプのパワートランジスタより電源回路が消費電力は大きいでしょう。 定電圧電源ICが正常に動作している範囲であれば、極端に大きいケミコンは無くてもいいと思います。
出力段はエミッター接地で負帰還前のオープン利得は負荷インピーダンスに比例します。 従ってスピーカに直列のインダクタンスの効果は少なく、並列に10Ω+0.1uFの方が効果的の場合もあると思います。
ご無沙汰してます。ひとつ気になったので・・。終段Trの温度ドリフトを吸収するためにOPアンプの静的電流が変化すると思いますがコントロールする抵抗が51Ωなので結構な電流変化が必要な気がします。(想像ですが・・)。それが異音の原因になったりしませんでしょうか・・。石田さんの検討された回路では終段がダーリントンの石なので、問題は発生してなかったと思うのですが、浦島太郎状態なので、はずしていたらごめんなさい。
2SB861/2SD1138ですが、データシートをみてみるとhttp://pdf1.alldatasheet.jp/datasheet-pdf/view/62858/HITACHI/2SB861.htmlDC Current Transfer Ratio vs.Collector Currentの表のとおり、1Aの時には、hfeは10を下回っております。最大電流値が不足、大電流域では、hfe不足ということでもともとは、ドライバー段に使うような石ですね。この回路の出力段には不向きでは?
この石は1AのときのHfeは10以下ではありません。高耐圧でコレクター抵抗が大きいので1Aで10Vでのhfeは100以上であることが、カタログの静特性特性から読み取れます。 従って、低電圧のオーディオ出力段には不適当であることは間違いではないと思いますが、石の選定に当ってはいろいろのパラメータを見る必要があります。 簡単に入手できるものとしては、秋月で扱っている2SA1725/2SC4511などはいかがでしょうか。
高宮さんも岩野さんもどちらも正しいように思います。hfeのカーブは-4Vのもの。Vceのデータをー4Vで見れば、hfe特性グラフになります。このTrはVceサチュレーション特性が悪く(垂直偏向用の石なので)、オーディオ向きではないと思います。私もTrを変更すべきと考えます。
大出力時の不安定さは、回路構成的(部品選択も)な要因が多いと思われます。OPアンプの出力電流は、OPアンプの電源端子から流れ込む(流れ出す)ことを利用しておりますので、OPアンプの最大出力電流以上は流せません、つまり、51Ωの抵抗に流れる電流と、トランジスタのベースに流れる電流の総和が、OPアンプの電源端子を通って、OPアンプの出力回路、100Ω経由で、OPアンプの出力からでて100Ω経由で負荷の8Ωに流れます。現状の回路では、大出力では、OPアンプの動作範囲を超えていると思われます。この動作範囲を超えた場合の挙動は、メーカーも保障しておりませんので、実証検分してください。型番が同じOPアンプでも、製造メーカーが違えば挙動は変わると思われます。問題点を克服するには、 OPアンプの出力電流が少なくても、TRがちゃんと動作するような回路にする 案.現状のTRの電流変化に対する出力電流の増幅率をあげる、FETとか、ダーリントンTRを採用する 大振幅時には負荷の電圧も上がり、OPアンプの出力電圧もあがり、OPアンプが飽和領域になり 異常動作する(かもしれない) 案.OPアンプ出力を100Ω経由で、負荷へ繋ぐのではなく、GNDラインへ流す 最近の、レールツーレールの出力タイプでも、負荷電流があがると、意外と振幅電圧は取れませんので、ご注意を!OPアンプの電源ラインを、15V程度に落とす回路をいれて、TRにかかる電圧をあげても、現状の100Ω経由で負荷に繋ぐ回路では、出力電圧がOPアンプの出力以上の電圧は振幅できません。http://blogs.yahoo.co.jp/tos_mis1954/12890541.html利さんの回路のように、OPアンプの出力を低抵抗で、GNDへ繋ぐ方式にすれば、大振幅でも、OPアンプの出力電圧は飽和しなくなるので、このような回路にしたほうが良いとおもいます。以上は、私的に考えた内容ですので、100%動作を保障する物ではありません。
岩野@中野さん、ありがとうございました。OPA出力を抵抗でグランドに落とすやり方は2SB861/D1138、2SA1943/C5200ともほとんど(?)うまくいきました。<ほとんど>というのは、曲の中で少しパルシブな音がはいった時少しにごりが感じられるのです。これは、TRとOPAへの供給電圧を変えても同傾向でした。おっしゃられるように、この形式のアンプではもっとhfeの大きなTRか、FETでないとダメなようです。いろいろと勉強になりました。 使えそうなFETがあるので、今度はこちらを試してみたいと思います。