MITアンプのシミュレーションを行ってみました。1例目は、OPA2604を使用した場合、2例目はオペアンプの等価回路でシミュレーションを行ってみました。 詳しくは、http://blog.livedoor.jp/qcreate/archives/51964329.html をご参照ください。
ICアンプの電源端子の電流変動を利用したブースターは昔からあるし、ネットを探すと出てきます。MITアンプと言っているうちはいいと思っていたのですが、考案は言い過ぎだと思います。会の品位に関わる問題なので、直してもらった方がいいと思います。さて、シミュレーションだと確かにスイッチング歪みが出にくいです。でも、LTSpiceで経験したことですが、オペアンプのモデルで電源端子の電流が正しくないことがありました。通常は、電源に繋がっていればいいので、電流まで正しくシミュレーションしていないことがあります。モデルが正しいかどうかという問題を最初に検証しておく必要がありますね。
ご指摘の点はなおしました。 OPA2640のBBのモデルではアウトプットに電流が出力されると電源電流も増える傾向はシミュレーションできておりましたが、Op Ampのシミュレーションモデルの問題がありそうでしたので、ディスクリートTrでOp Ampの等価回路でシミュレーションもしてみたわけですが、結果としては同じような結果でした。
蛯名さん、なかなか手厳しいですね。確かに回路ネタで新方式は簡単には考案できません。(会社で特許出しでよく、高知の事実?公知の事実とつっかえされます)…そういえば、蛯名さんご専門が確か特許では。?ICアンプの電源端子利用で電圧ブーストラップや電流カレントミラーで電圧、電流拡大の利用法は時々見かけます。これとて発明として特許登録されてるかは?ですが、この種のネタで特許申請してもよほど付加価値をつけないと公知の事実で突っ返されますね。結局、MITアンプ=見元さん石田さん(が製作した)アンプ、 と解釈すれば良いですね。
そうなんです。特許部門にいたことがあるので、考案(=実用新案)という言葉に反応してしまいました。実用新案といえども、権利行使するためにはそれなりの新規性が要求されるんですよね。MIT(見元さん石田さん(が製作した))アンプは従来技術があるので、考案と呼ぶのはどうかなと思ってしまいました。
参考になります。(当方この手の作業はからっきしなので)スイッチングひずみの出方はOPアンプによってずいぶん変わります。私が現在取り組みしているもので、OPA2604では50KHzくらいでわずかに見られるくらいです。現在アンプの方はいろいろ確認中ですが、かなり安定してきました。