ぺさんの投稿からこんなドライブ回路があった。
einに比例した電流をROUTに流すという回路ですね。実際には、Voutからアースに流れる電流と、OPアンプの+端子経由でアースへ落ちているRに流れる電流が、Routを流れますので、Voutへ流れる電流は、Rに流れる分だけ減ります。電流出力アンプにいえることですが、Voutの負荷抵抗が上がると(たとえばスピーカのfo等)電圧が出し切れなくて、出力が破綻します。十分なドライブ電圧が必要になります。
岩野@中野 さんこんにちは。図の回路は、SEPPのupper側のドライブ回路のつもりです。Voutはスピーカ出力電圧の意味で、Routはupper側真空管のグリッド抵抗です。ご存じの通りSEPPのCKではupper側にブーストラップ回路とかで出力信号+Vgk電圧が必要でして。MJ金田さんのように電流信号でRout=Rgk抵抗に信号電流を流しこむ方法もあります。図の回路はいわばOPアンプの正攻法でVout電圧を信号einに加算してRout=Rgkに印加する方法です。
本当にOTLアンプのようになるかシミュってみたらどうでしょうか?そのためのシミュがあるのでは?
図は簡単な回路ですのでシュミすることなく一目了然ですよ。本スレッドの意味はこのような簡単な回路でブーストラップできることに気付かなかったということです。
Voutが固定電圧で、ROUTの両端の電圧を使うということであれば、インスルメーションアンプで、動作的には、レベルシフターですね。フローティングで使いたということですが、入出力の電圧は、OPアンプの電源範囲を考慮してください。オペアンプの、V+電源電圧端子以上の+の電圧へは振れませんし、V−電源以下のも触れません。入力電圧の範囲も、しかりです。高い電圧の領域で、真空管のゲートを押そと思うと、オペアンプの電源を考慮しないと、うまく動きません。OPアンプでなく、トランジスタで作れば、高電圧の領域で動かすことは可能です。
岩野さん。ご配慮ありがとうごじざいます。そうですね。通常OPアンプ耐圧は士15〜18Vですね。フォールデッド方式のようなことを考えてます。PNP、NPNトランジスタの組み合わせです。あまりごてごてすると結局、金田さんの電流伝送方式のほうが簡単になってしまいますが。