前に作ったMITアンプはBTL接続でサブシステムとして使っています。音はいいのですが、出力トランスを通しても例のスイッチング歪が消えず精神衛生上よろしくありません。そこで諸先生方のアドバイスをいれてなんとかスイッチング歪を取れないかと実験開始。回路構成はI先生のオリジナルに従い、M先生の助言でOPアンプの高速化を徹底してみたところ若干不安定なところはありますが、ご覧のとおり±0.5Vあたりで発生するスイッチング歪はまったく見えません。音もよさそうなのでこれを4組作ってBTLアンプにしようかと考えています。なおOPアンプはTIのTHS6012(ADSLラインドライバ)で出力段はありあわせのA816/C1026です。