ドライバーTR 2SA1358/2SC3421を出力TRとして使用した19パラレル・アンプが完成しました。温度補償は試行錯誤の繰返しですが、あと少し微調整が必要です。(長時間使用しても安心できるレベルにはあります) 発振防止にも悩みました最終的には放熱器をGND接続し、放熱器上でエミッター・GND間に「1Ω+0.1μ」(FC=1600kHz)の直列回路を挿入して安定しました。神戸灘区 鶴甲会館試聴会には参加できそうです。
1kHz 1Vrms 8オーム オン・オフ 測定で20mΩです。(前作と同じですが)
測定抵抗 8.21ΩOFF時電圧 1.0376VON時電圧 1.0351V出力インピーダンス 0.0198DF 414出力インピーダンス(mΩ) 208ΩDF 403
安価だったとのことですが、小PCのTrの方の音は良さそうという声もあるので音の方はいかがですか? 各Trへの電力集中を避ける対策(各エミッタへの抵抗挿入)とかは無くて大丈夫でしょうか?(たとえば蝦名さんの100パラアンプ等)
石田さん @25前後でした。 電力集中を避ける対策として、稼働予定のアイドリング200mA状態でのVBEを測定(hfeは気にしない)、±2mVの範囲でペアー設定しました。したがって、エミッター抵抗レスです。ただ同一ロットでは±4mVの範囲内なのでロット内無選別で大丈夫かも知れません。 音質は激良好です。スピーカの存在が透明になって、存在感がしなくなりました。
2SA1358のIC=200mA時の伝達インピーダンスが約208mΩですからI=E/RIC=0.001V/0.208Ω=0.0048A=4.8mAVBE 1mV当たりのIC=4.8mA4mVの範囲でのペアーでは最大20mAのバラツキになります。