本日の製作会では大変お世話になりました。 自宅の環境で使用してみましたが、ハムノイズに悩まされています。入力のRCAに何も接続しない状態で0dBにしますとハムノイズがあります。入力にDVDプレイヤーを接続してSTOP状態でも入力オープンの場合よりは少なくなりますがやはりハムノイズがあります。何か製作上のミスがあるかもしれませんので対策のアドバイスをお願いします。
入力のRCAに何も接続しない状態で0dBにしますとハムノイズがあります。0dbでは、何もATTされていない状態ですね。パワーアンプに、入力の線がアンテナの状態ですので、一番感度が高い状態です。この状態でも、R8による10kΩでのシャントと、RCA入り口での100kΩのシャント抵抗はありますので、プランプランの状態ではないはずなのですが・・・このハムが出る状態で、MUTEかけるとハム消えますか?MUTE状態は、出力をショートしております。CH1を入力にした状態で、RCAのシールド側は、入り口側から、出力側で、ほぼ0Ωで導通がありますか? LとRは別々のアース経路になっておりますので、相互間での導通はありません。対策の前に、ちょっとだけ質問でした。
今回のはケースがプラスティクなので、電磁的なシールド効果は無いので、外来の電磁誘導で回り込んでいるのかもしれません。ATTの位置をずらすと、ハムの量が変わるようでしょうか?あと、アルミケースとかで囲ってみて変わりますでしょうか?この場合は、アルミケースを、RCAのシールド側とつなぐと、効果があるかもしれません。
岩野@中野さん、お世話になります。@入力オープンの状態ではMUTEでハムノイズはほぼなくなります。A入力オープンでATTが0から絞ってゆくとハムノイズがATT量に従って減ってまいります。B入力ショートでは0dBの時にはハムノイズがほとんど出ませんが-3.5〜-15dBの当たりでハムノイズが大きくなり-15dBより絞るとハムノイズが減ります。CATT 0dBの時はCH1の入力と出力のホット側及びアース側の導通はほぼ0オームです。D入力オープンで0dBのときにACアダプターを引き抜くとその瞬間にハムノイズが止まります。 現時点での確認は以上の通りです。
DACアダプターを抜くと、消える 少し、考えにくいですが、ACアダプターのGNDもしくはHOT側と、出力のRCAの間の、絶縁が悪い???テスターで、CN3(DCジャック)の3本のピンと、J2、J4の各2本の足の間の抵抗を測ってみてください。私の作成したものでは、全ての間で、抵抗値が測定不能(ほぼ無限大)です。
ACアダプターのGNDとHOT側と力のRCAの間の絶縁抵抗を測定してみましたがほぼ無限大です。
ACアダプターを接続したままでACアダプターをACコンセントから抜くとハムノイズが止まります。ACアダプターをACコンセントから抜いても数秒はリレー式ATTは動作しています。
ヘッドホンアンプで試してみた結果です。上野さん設計のR-2R DACに直接接続すると 塩沢さんと同じでハムノイズが目立ちました。ラインアンプを間に入れると、かなり減りました。そこで、上野さんDACに接続した状態で昔のトランス式ACアダプタ(表示6V、無負荷で9V)に変えたところ、ほぼノイズがなくなりました。前段のアンプの影響もあるようなので、ノイズがとれない場合はトランス式のACアダプタ、或いは電池電源を使うと改善される可能性がありそうです。
KENWOODのトランス式ACアダプター定格DC5Vですが無負荷で7.3VのACアダプターに変えるとかなり減りますがやはりハムノイズが残っております。電池式にしないとダメですかね。
電源を単三電池4本にしてみましたがわずかですがハムノイズが出ております。電池の正極、負極のいずれでも電池に触れるとハムノイズが増大します。
関澤さんのテストは入力オープンでの結果でしょうか?入力に接続している機器の出力インピーダンスはどの程度でしょうか?ケースはプラスティックでしょうか?基板とパーツは昨日の製作会と同じものでしょうか?
情報ありがとうございます。何か違いがあるのでしょうが良くわかりません。単に私のところのノイズレベルが高いのか、ATTの個体差なのか?RCA端子に手で触れてもハムのレベルが変動します。なにか信号のグランドが浮いているような感じです。
岩野@中野さんからのアドバイスで写真のような対策を行ったところハムノイズが大幅に改善されました。LC1(EMI対策フィルター)のCG(Load circuit ground)と出力のRCA端子のグランドに47Ωの抵抗を介してジャンパー線で接続しました。 トランス式ACアダプターと電池式電源でハムノイズはほとんどなくなります。付属のスイッチイング式のACアダプターではわずかにハムノイズが出ますが何とか使用可能なレベルになりました。
https://www.marutsu.co.jp/pc/i/111208/効果はあるかは未定
私のLOG-ATT(製作会頒布の標準仕様)でも同じようにハム、ノイズがATTのー6db近辺でしつこく出てました。WaveSpectraで観測すると単なるハムだけではなく広域にわたるバズでした。最終的にロジック、リレー系がフロートしてるのが原因でそこからの静電誘導ノイズがラッチングリレーの巻線経由で入ってるのではと思い、リレーのCOM(+6.5Vの電源側)と信号のグランドを接続しましたところ、全くノイズは観測できなくなりました。ACアダプタの抜き差しでもレベルは変化しません。
電源のプラス側を信号ラインのアースに接続しても効果があるんですね。これは思いつかなかったです。情報、ありがとうございました。
ハムの原因は、制御電源側からの飛込みが多いと思われます。リレー制御ですので、基本的に制御と信号系は絶縁されております。しかし、かなり、気を使ったつもりではありますが、プリントパターン上では、近隣をパターンが走らざるを得ませんので、その影響はでます。アダプターの電源の+側は、常時リレーコイルの+端子側につながっております。リレーコイルのー側は、トランジスタアレーの出力ですので、通常はオープン状態です。ですので、+側の方を、音声ラインのアース側の接続したほうが効果が高かったと推測します。パワーアンプの、信号線のアースとFG、本機のアダプターの電源出力の関係の絡みで、ハムがでたり、出なかったりと言うことが発生しているということでしょうかね。