もみじ@広島氏は、>旧ソ連製は問題なく耐熱ガラスでしたが、最近の SOVTEK ブランドの2A3,6A3は立派な緑色のソーダガラスの様です。とお書きです。しかし、松崎氏は、ご自身のHPで300Bを30年ぐらい前に購入したとされておられます。とすると、Murashima氏のいわれるように、「現在のロシア製の300Bはソーダガラス製でしたか、」という結論にはならないと思います。ぼくが考えるのには、明らかなのは、松崎氏が30年前に購入したソ連製の300Bのガラスは緑色を呈している。ということと、もみじ氏が最近購入した、2A3などに緑色のガラスが使われている、という事実だけです。緑色=ソーダガラス=粗悪、と結論づけるにはさらなる実証が必要だと思います。少なくとも「最近のロシア製の300Bがソーダガラス」だとはいえないでしょう。一般的にいって、ロシアの工業製品の質は、旧ソ連時代に比べて低下しているといわれています。このような、前提から、旧ソ連時代の300Bはきちんとしたガラスだったが、最近のはソーダガラスになった、と
(すみません、操作間違えてしまって、書いている途中だったのに・・・)いうことが、もっともらしく聞こえてしまいます。いかに安いからといって、日本の戦時中の真空管と、日本は失敗つづきだが、ロケットの打ち上げなどで実績のある、工業先進国のソ連・ロシアの製品について、単に色からだけで、ソーダガラスと結論づけることはできないように思います。真空管用ガラスは耐熱性能だけでなく、ステムとの接着性や、耐薬品性、気体の透過性能などいろいろと高度な性能が求められます。通常は、呈色するとしても黄色系のことが通常ですが、ソーダガラスのような鉄イオンだけが緑色になるわけではありません。日用品などに使われる安価なソーダガラスが使われているとは思えません。村嶋氏は、意欲的な製作で会員の方々への影響力も大きいのですから、充分にお調べの上で結論づけられるように望みます。