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球アンプ分科会掲示板(超三結アンプ)


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超三結アンプについて思う事 府中205 2004/05/08,19:44 No.437
始めまして。超三結アンプなるものをつい最近知ったオジンです。
私はその昔12AX7AのSRPP駆動C結合の6RA8シングルメインアンプと、同じく12AX7AのSRPP方式プリアンプとを作りました。今でも実家にありますがそれなりの音が得られていますが、そんなに凄いのなら改造しようかなと考えているところです。
さて、超三結アンプについて思う事を述べてみたいと思います。
(1)回路方式について
電圧帰還管(三極管)のプレートをB+から直接取ればSRPP駆動で、出力管のプレートに接続すれば(準あるいは純)超三結動作となります。
しからば、素朴な疑問ですが、電圧帰還管のプレートを出力トランスのUL端子に接続すると、両者の中間的な特性が得られるでしょうか?
(2)ストッピングダイオード(SD)について
SDの効果については必ずしも有意な効果があるようには思われない報告が多いようです。
これについては、単に左右のB電源系統を確実に分離するダイオードフィルタ(Cを入れた作例は見受けませんが)そのものではないかと推察しています。
一次コイルに発生する逆起電力が問題ならば、逆並列ダイオードを追加するのも一理ありでしょうか?
(3)電圧配分について
直結方式は電圧配分が難しいです。出力管のEk設定次第で初段供給電圧が決ります。20V〜60Vぐらいに落ちつくことが多いと思いますが、初段を真空管にするか半導体にするか迷うところです。
(4)初段構成について
JFETを使えば完全直結が達成できますが、一方では調整がクリチカルであるとの報告もあります。これはJFETをソースフォロワとしてNPNで受け、出力特性改善のためNPNカスコード接続とすればOKかなと考えています。

以上、とりとめの無いことばかりですが、先輩諸氏のご意見をお聞かせ願えれば幸です。
>> 無題 うだ 2004/05/09,04:25 No.438
(1)回路方式について

(1.1) 双三極管など同一三極管 SRPP への P-G 帰還適用は、多極管+三極管より NFB 量が少、効果も少です。 
 同様にカソフォロ・ドライバのプレートを出力管のプレートに接続する方法もあります。
 三極出力管では終段管のμが少なく、P-G 帰還量が少なく、多極出力管程の効果はないです。
 ただし、帰還管にμが少ないものを使えば NFB 量が増加、効果が増進する一方でゲインが低下します。 
 例えば 2A3/45/300B の 12B4A による P-G NFB 併用カソフォロ・ドライブ等、実験すみです。

(1.2) 電圧帰還管のプレートを出力トランスの UL 端子に接続・・・帰還量が減り効果も小でしょう。
 また UL 接続の終段への超三結回路の適用も、多極管接続の終段よりも効果が減ります。 

(2)ストッピングダイオード(SD)について

(2.1) 原理的な究明の途上にあります。
 効果に対する個人?差・・・使用する出力トランス、電源およびスピーカ・システムが関連するらしいです。
 Lの大きい出力トランスでは効果が得にくい傾向があり、三極出力管では低域が異常に膨れることがあります。
 フルレンジ一本では効果があり、ネットワークによる Z 平準化にて効果が減殺されるかもしれません。
 しかし私の場合は 2/3 way などでも効果を確認しています。 出力段 SG への挿入も効果があります。

(2.2) 私見ですが・・・・
 電源から緩急自在の直流のみを得る、出力トランスにて吸収・変成しきれなかった、電源にてバイパスすべき信号成分に対するインピーダンスを減らす効果でしょうか。 すなわち信号発生機と負荷のみの関係に接近する・・・
 レギュレータ回路で音質が変わった・・・実は SD 効果であったと思われるケースがあります。
 リップル・フィルタ出口のキャパシタをある程度以上、1000uF 単位で大きくすると効果があらわれます。
 この傾向は理想電源=インピーダンス↓↓↓という要件を意味するものかもしれません。  

(3)電圧配分について および(4)初段構成について

(3.1) 初段への所要供給電圧設定から出力管の Ek = サカ上げ電圧 + 自己バイアス電圧 を設定します。
 水平偏向出力管や三極出力管では、より高い Ek による大きいドライブ振幅が必要です。
 さらに、サカ上げ電圧、自己バイアス電圧部分ともに高くします。 EL509 などは 90V 位欲しいです。
 10V 以下程度と少なくて済む一部の多極出力管なら供給電圧が低くてすむ Tr/FET ドライブが適すると思います。
 真空管初段にて三極出力管をドライブする場合は、サカ上げ相当電圧を初段 SG に供給・・・自己バイアス相当のマージンを確保する方が安全です。 6R-A8 の実験例は拙 HP にあります。

(3.2) 電圧増幅多極管の初段では、Ek - SG にて DC サーボによる安定化が組み込まれています。
 Tr/FET ドライブでは出力管 Ek の一部をベース/ソースに feedback する直流 NFB を併用したいです。
 但し、入力信号経路にカップリング・キャパシタを挿入、使用部品が増え、音質への影響も・・・
 FET/npn の単純カスケードの初段を使っている方がおられます。 私は長期安定稼動ねらいの真空管初段です。

各種の追実験により確認されるようお勧めします。
>> 超三結アンプについて思う事 府中205 2004/05/09,13:18 No.439
宇多先生から直レスいただけるとは大変光栄です。
 元々オール三極管構成ですので、超三結に改造しても劇的な効果は期待できない点は予想していました。
 速やかには着手できませんが、機会を見つけて改造・検証してみます。どうもありがとうございました。
>> 超三結アンプについて うだ 2004/05/09,22:10 No.440
府中205さん、先生は御勘弁ねがいます。 ・・・それはともかく、
三極出力管でも、明らかに異なる音は得られますが、本命は多極管です。
また水平偏向出力管が中々です。 とにかく 6U8A-6BQ5 等で簡単に組んで
ごらんになると、音の傾向がおわかり頂けるでしょう。
  


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