明けましておめでとう御座います。皆さん、ご無沙汰しております。本年の第一作が完成しました。構成は6BQ5と6AN8の準超三結です。「準」ですが全段直結としました。概ね回路はウーダさんのHPからのパクリですが手持ちの部品と相談して色々と変更しました。目新しいのは(既に何方かやっているかも知れませんが)カソフォロを6BQ5のG1だけでなく6AN8の5極部のプレート供給ラインにCを介して戻しています。こうする事で見かけ上5極部の負荷抵抗が無限大となり特に高音特性が良くなると期待しました。また直結ですので6AN8のG2を6BQ5のカソードに繋いで直流的なNFBもかかるようにしました。調整は6AN8の5極部のカソード抵抗だけで6BQ5の電流が40mAになるようにしました。特筆すべきは電源の450V80マイクロファラッドのコンデンサーで多分50年前位のものですがテスターで測ったら表示以上の容量があり且つ漏れ電流も無く使いました。因みにメーカーはSpragueです。雑音は1mV 前後でフラフラしていて殆どが熱雑音でこれは真空管を交換しないと駄目なようですが実用上は全く問題ありません、最大出力は2.5W程度です。大きさは34CmX14CmX10Cmです。次はこのアンプを土台に6CW5 直結SEPPを考えています。
となると三極管部は真空管負荷となり、終段に課す負帰還は真空管負荷と初段との信号電圧配分による所謂 P-G NFB でしょうか。 超三結より素直な音になりそうです。 終段 K → 初段 G2 の直流サーボによる安定な直結は正解ですね。
宇〜多さん、お返事有難う御座います。宇多さんの発信時間からして日本時間の夜中にお返事を頂いているようですが、何時寝てるのですか?ナポレオン並の睡眠時間で日夜アンプ作りにいそしんでおられるのでしょうか? 私は難しい事が出来ませんので今回のアンプも出力管をカソフォロでドライブしカソフォロ管のプレートを出力管のプレートに繋ぐという非常に単純なものです。直結にする為に出力管のカソード抵抗を1.5Kオームにしています。1.2Kオーム位にして電流も45mAすれば出力が増すはずですが我家の資材倉庫には無かったので今回は真空管の寿命重視としました(としてあります)。
いえいえ、老人だから夜中に眼がさめ、ワッチしています。改造は簡単なので、早速「スガハラ式」バリエーションにトライ・試聴してみます。