小さな真空管アンプをこさえてみました。5670W+12AU6 KNF です。冬の夜中のベッドサイドアンプに作ったのですが、やはり、ぶーーーーーーーーーんとうなっております。寝られません。次回の三土会に持って行きますので誰か助けてください。ミニワッターですが、身に割ったーになってしまった。もうチョイ、でかいシャシで平滑Cを大きくするしかないか。
スイッチを入れて出てくる「う〜〜ん」って言うのは電源トランスからの漏洩磁束かと思います。(ほとんどくっついているので)出力管のヒーターが赤く光りだすと次第に「ぶーーーーーーん」となります。電源スイッチを切るとぴたっと止まります。FET使ってみようかしら。
浮いたままで、処置を忘れているとか・・・
ヒータ配線がいけないのでしょうか? 12AU6だと並四トランスだと12V端子がありません。そのため、6.3Vと5Vを直列にして11.3Vで点火しています。で、ここからが行けない点かもしれませんが、2.5Vタップがあいていたのでアースをそこに取ってしまいました。
ヒーターはセーフみたいだけど、念のため DC+を掛けてみますか。 B電源にC追加するまえに・・・半波整流ならブリッジにすれば効くかも。
ヒーター配線に乗ったノイズが悪さをしている可能性はどうでしょう。ヒーター配線の片側をアースに直接落とすのではなく、0.01μFくらいのコンデンサを経由してアースに落としてみてください。これで直らなかったら別の原因かと思います。
整流はブリッジでございます。6AU6(12AU6)って外側から見えるのはシールドでプレートではないらしいですね。ノイズにも強いらしいのです。が、それを跳ね除けてぶーーーーーーーんと言わせてしまう技量ってどう?ちょっとB+にCを追加して倍にしてみましょうか。それで減るのであれば、FETのリプルフィルタ使う手もありかと。
B+のCを倍増化させてみました。やや減ったような変わらないような。なぜか 音のバランスが崩れたような??低音がなんとなくブミブミ聞こえるようになったような。まっ、いいかっ。とりあえず音は出ているし。
ハムとシャーノイズ退治はアンプ作りの基本ですね。球が赤くなる前のうーんはトランスの向きが変えられればトライはいかがでしょう。赤くなってからのハムはアース位置、特に入力→初段周りかヒーターアースの試行錯誤。B電源のリップルはCを10倍ぐらいにしないと聴感上の改善はなく安物の大容量Cは逆効果。麻薬手段としては、ハムが落着いたところで信号系に逆相のハムを放り込んで結果オーライ。役に立たない経験ですがご参考にどうぞ。
房熱管でもハムパランサ (中点グランドまたは +DC 印加) が効く場合があります。 発生球が特定でき、一本だけである事に期待してトライ余地があるかも。 めんどうならエイヤッと DC 点火ですか。リップル一段では大橋さんの仰るとおり容易に減らず、潔く二段πに屈服。