第198回 関東三土会(2018年02月17日)

総括


昼は暖かでした。陽気に誘われて色々な作品の出品がありました。

出品作品

テクニクスアナログシステム 安江 さん
フルオートプレーヤSL-10
T4Pカートリッジ P310MC
MCトランス SH-305MC
コントロールアンプ Su-A4

本体のMCヘッドアンプ、アモルファスMCトランス(FETゼロバイアスヘッドアンプとの比較は次の報告)の聴き比べしました。内蔵のヘッドアンプはクッキリしていて左右に広がる音、トランスは雰囲気のある音です。しかし音の差は思ったほど大きくないという印象でした。
持参したレコードは状態がよく、スクラッチノイズが殆ど聞こえません。懐かしい音楽を聴かせて頂きました。
出品者のコメント:
 比較のご報告は後日との事で…蝦名サウンドも聴かせていただきました。
宇多田ヒカル(45回転/540円/片面1曲)〜八代亜紀までお聴きいただき楽しんでいたでけたと思います。
 私的には苦労して入手した“MCトランス”長く付き合えそうな感じに思えました…評判のとおり…希少品…市場価格にも現れる高価格も仕方ないのかなと思いました。(会場での思い)
 *若い時の八代亜紀さん美人です…化粧はやや厚いです。
2SK117 5パラMCヘッドアンプ 蝦名 さん
2SK117を5パラにしたゼロバイアスMCヘッドアンプです。
テクニクスのMCトランスSH-305MC、コントロールアンプSu-A4との比較してみました。かなり違う音という印象で、こちらは柔らかめで低音寄りの音になっていました。
出品者のコメント:
当初は、中古品の2SK68Aを使ったものをそのまま持っていこうかと思ったのですが、ちょっと芸が無さ過ぎるので2SK117を使った基板を作りました。IDSS6.5mAのものを使い、負荷抵抗1kΩで利得が26dBになるようにしました。これをノイズ低減を目的に5パラにしています。
電源部は、18Vの三端子レギュレータの後に大容量のケミコンを使ったCRフィルタを2段に重ね、ノイズを抑えています。今回はアンプ基板にOSコンデンサとフィルムコンデンサを追加してみました。また、アンプ部の抵抗はBISPAのLGMSFを使ってみました。
これらによる効果が出たのか雰囲気のよく出るMCヘッドアンプになったのではないかと思っています。
Full Bridge Amp (6CW5) 後藤 さん
半導体のフルブリッジアンプが一段落したので、真空管で作ってみたとのことです。入力段は半導体のJ-FETを使い、ドライブ段は12AU7と6CW5のSRPP、出力段は6CW5の三結です。
真空管アンプらしい落ち着いた音であるとともに、輪郭がはっきりして伸びのある音でした。

pdf資料はこちらです。
出品者のコメント:
真空管でフルブリッジ回路をという大胆な試みも一応動作してホットしています。
しかし電力効率は更に悪くなってしまいました。
音としては、フルブリッジの特徴と、真空管の特徴を兼ね備えた音となっています。
PAM8006 PWMアンプ 関沢 さん
200円で購入した基板を使ったアンプです。とても安価なアンプとは思えない音が出ていました。音量が上がると僅かにハイ上がりになる感じはありますが、オーディオ用に全く問題なく使用できます。これだと、色々なものに組み込んで使えそうです。

pdf資料はこちらです。
出品者のコメント:
 ノイズ対策の基本が学べる学習キットになりそうです。
 DACの種類により、デジタルノイズが生じる等、対策は結構難しいです。
 音質より、エネルギーの変換効率 90%超えを評価して下さい。

PAM8010 PWMアンプ+Orenge PI+DIYINHK 岩野 さん
$8で購入できるオレンジパイのUSB出力を使い、PAM8010を駆動しています。PAM8010はケースで放熱するようしています。4Ω負荷でフルパワーにしてもICは熱くならないとのことです。
関澤さんのアンプと同様に聴きやすい音で、デジタルアンプとは思えないような音が出ていました。
出品者のコメント:
PAM8610は、外部からの電圧で、ゲインがコントロールできるので、音量調整は音声信号を2連のボリュームを通さずにできます。
又、バランス入力にも対応しております。

オレンジパイは、USBの先にDACを繋いで鳴らしております。
再生ソフトはMPDで、
音源は、マイクロSDから再生させました。

DACは、DIYINHKの物に、OLEDの1.31インチを付けてVUメータにしてあります。

デスクトップスピーカー 土屋 さん
前回のウーハーだと、1%程度の減圧でエッジが凹むとの情報があったとのことです。カーステレオだと10%くらいの圧縮率で動作しているので、これに耐えられるようなエッジが使われているということです。そこで、今回は、固くて強い市販のエッジで音出ししていました。
ストロークが8mmくらいということですが、十分な低音が出ていました。低音寄りの音ですが、前に出てくる音で聴きやすく仕上がっていました。

pdf資料はこちらです。
出品者のコメント:
早々のレポート総括、ありがとうございます。
一つの問題を潰すと2個の問題が出てくるような状態でなかなか進化しませんが、皆さまの励ましの言葉をいただくともう少し頑張ってみるかという気持ちになります。


SB Acoustics SB13PF C25-04ウーハー+830880Sパッシブラジエータ付き+VifaDQ25SC 16-04 ツイータ 浅川 さん
パッシブラジエータを対向させ、その間の隙間から側面に設けた開口部のスリット状の音道を通して低音を出しています。
音を押し出す感じで、低域から高域までバランス良く鳴っていました。側面に付けたスリット状のダクトの効果が大きいようで、低音が重くならずに再生できていたと思います。 会場からも高評価の声がありました。
出品者のコメント:
会の皆さまへ
貴重な時間を頂き誠にありがとうございました。
今回の作品は出来たばかりのため必ずしも思った音が出たとは思っていません。改悪にもなりえますがチューニングを低い方向に変えて音を出しています。具体的には青いアルミ棒の中心部の湾曲した部分を10cmほど切取りました。個人としては今の10cm切除が良いです。
コンパクトオシロ 肥後 さん
持ち運びが簡単になるように、バッテリー駆動で2時間を目標にした充電式駆動にしています。電池がなくなったときにはDCアダプタで充電できるようにしています。測定ケーブルはテスタに使用するものを加工していて、便利に使えるとのことでした。

pdf資料はこちらです。
出品者のコメント:

Raspberry Pi DAC 石田、大塚、関沢、蝦名 さん
電源、出力のフィルターに使っている抵抗、コンデンサの違うものを比較試聴しました。少しずつ音の違いがありましたが、過去に製作したDAC基板よりも安定していて音質の向上がありました。
比較のために聴いたES9038だと、さすがに人の声が安定しているように感じましたが、大きな差は無くなってきているような印象です。

石田さんのpdf資料はこちらです。
出品者のコメント:

スナップショット


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