赤エビ基板無帰還アンプ 一部チップ抵抗 蝦名 さん | |
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ダンピング抵抗など、チップ抵抗に置き換えできる部分を40個ほど変更してみたということです。かなり音が変わった印象ということで持ち込んできています。
クリアでありながら優しい音で、半導体無帰還アンプの特徴がよく出ていました。 |
出品者のコメント: 1kΩのダンピング抵抗を330Ωに変更し、F級のチップ抵抗にしてみました。他にも電力的に耐えられる部分についてもチップ抵抗に変更し、全部で40個ほどを置き換えています。 基板は新しく組み立てて、今まで載っているものと入れ替えにしましたが、新しく入れた基板の音を聞くまでの間がかなり空いたので、音の変化は聞き取れないと思っていました。しかし、変わったような印象があったので持ち込んでみました。 |
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MITバランスアンプ 石田 さん | |
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Muses02を使った電源ラインからドライブするパワーブースタアンプ(手作りアンプの会の略称はMITアンプ)です。組合わせたDAC、電子ボリュームとの組み合わせの効果かもしれませんが、音を前面に押し出すような再生音が魅力でした。
当日の配布資料はこちら |
出品者のコメント: 電源もしっかりしたアンプなのでバランスにして更に力強くなりました。シンプルな回路構成ですが、面白いアンプです。 |
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PL82シングル 横江 さん | |
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EL82の電圧違いの球でヒーター電圧が16.5Vです。前段がEF86、整流管がEZ12でテレフンケンの球で統一しているとのこと。出力段のプレートから初段にNFBを掛けています。こちらの方が好みの音だということです。
やさしい音です。また、前に出てくる伸びのある音です。バイオリンの音や人の声がいい感じで聞こえていました。 |
出品者のコメント: |
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平面スピーカ 木村 さん | |
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ボイスコイルの線が固定し難いということで紙で挟んで組み立てています。パワーが入ったときに少し付帯音が出ますが普通に再生できています。付帯音は、接着部分が問題のようだと考えているようです。マグネットは直線的に並べているそうです。マグネットとコイルの距離が2mm程度なので、フィックスエッジとしており、f0を低くできないということです。
低音の再生は苦しいですが、中高域は普通に再生できていました。 当日の配布資料はこちら |
出品者のコメント: とあるビビリ音の原因はたくさんの可能性があるので接着部分はひとつの仮説です。潰していくのが楽しいです、と言ってみたり🎵 振動板面積の割には大きな音が出たかなっと。 |
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SBACOUSTICS SB10PGC21-4フローティングマウントバスレフ 浅川 さん | |
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写真で分かるように後ろのアルミ板とスピーカーユニットをソルボ繊維の紐で結び、後ろ側から引っ張っています。紐は、アルミ板を介して強度の調整ができるようになっています。一本の紐を使っていて、力が均等に加わるように工夫しています。
ユニットの口径からは想像できない低音が出ています。エンヤのオリノコ・フロウがバランス良く再生できていいました。人の声も伸びのある音で再生できていました。 |
出品者のコメント: 参加者の皆様ご清聴ありがとうございました。 私の説明が足りなかったのだろうと思いますので訂正させていただきます。 本作品はソルボセインを緩衝材としてエンクロージャーとSPユニットの間に挟んだ状態で固定されています。固定方法は紐(ダイニーロープ/アサヒテックス製)を使用して画像にあるようにSPユニットをバッフル板の裏側から引っ張って固定しています。 |
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ND91+XT25SC90+PassiveRadiator×2+DSP デスクトップ2way 福島 さん | |
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「ドップラ歪みを聴く」デモ
スピーカーはドローンコーン2個を使っています。エンクロージャは硬いアカシアの集積材だそうです。クロス周波数は1.5kHzだそうです。 ウーハーに2kHzと15Hzの信号を同時に入れ、ドップラによる変調のデモを行ったところ、かなりの変調があることを確認できました。この場合、ツィータも同時に鳴らすとドップラ変調の影響がほとんど無くなることも確認できました。 エンヤのオリノコ・フロウ、イーグルスのホテル・カリフォルニアライブがバランス良く再生できていました。DSPの補正の効果が有効であることが確認できました。 |
出品者のコメント: 綺麗な高音が鳴っているときに低音が「ブーン」と鳴った途端に高音が濁ってしまうというフルレンジ宿命の物理現象であるドップラー歪み。このためにフルレンジでは正しく音が再生できないケースを端的に再現して聴いて頂きました。 また、2way化によるアドバンテージについても体験して頂けたことと思います。 使用したスピーカーは、SPユニットの3倍の断面積のパッシブラジエーターを採用することで低域までの制動を確保しつつ、通常より小型のエンクロージャーでダラ下がりの特性になってしまうものをFreeDSP Classic SMD A/Bを使用して補正することで43Hz〜20kHz間で±4dBの偏差に収めています。グロス仕上げは着色水性ウレタンによるものです。極低域の成分が大きい曲だと振動で歩いていってしまうのを会場の座布団で対応する対策案を提案して頂けたのには、まさに「座布団一枚!」と申し上げたい気分でした。 FreeDSP Classic SMD A/Bについて詳しくは以下のURLを参照くださいませ。 https://cyberpithilo.web.fc2.com/audio/freedsp/index.html |
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お寺大会出品されなかったSL-DL1 安江 さん | |
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冬のお寺大会で高間さんがオークションに出品したSL-DL1ですが、動作しないということで汚れを掃除し、ギアなどをチェック清掃し、部品を交換して動作するようにしました。
付属のカートリッジでレコードを再生して頂きました。 続いて、SL10を用いてデモをして頂きました。カートリッジはP310MCです。このときに、 リニアトラッキングプレーヤのアーム駆動方法について説明して頂きました。かなり精密な動作をしていることが分かりました。 最後にステレオサウンドレコードショップ(オンラインストア)内で発売されている今井美樹 Dialogue -Miki Imai Sings Yuming Classics(45回転30cmレコード 2枚組 9900円)を聞かせて頂きましたが、新しく作られたレコードの音の良さを認識しました。 |
出品者のコメント: ●冬の“お寺大会”に高間さんが出品された“SL-DL1”をメンテナンスし持参させていただきました…夏の大会での高額での落札を期待しております。 ●アナログレコード十数枚とPuカートリッジ数個を持ち込みましたが、時間が限られ“リニアトラッキングアーム”の高精度な送りの機構についての説明をさせていただきました。 |