第221回 関東ZOOM三土会(2020年06月20日)

出品作品

CSRA64215 BT-DAC  内田@群馬 さん
出品者のコメント:
CSRA64215チップ搭載のBluetooth4.2レシーバー基板を利用したトランス式DACの実験をしてみました、基板のオリジナル回路はチップの差動出力をオペアンプのLPFを通してアンバランスで出力する方式ですが、実験ではLCのパッシブLPFを通した後にトランスで昇圧とバランス信号に変換して出力する方式としてみました、トランスを手に入れにくいのが難点ですが、Bluetoothのトランス式DACは便利で聞きやすいのでトランスが余っている人にはおススメする方式です。
中華DACプレーヤー 前田@厚木 さん
出品者のコメント:
 以前、作成したお出かけプレーヤーのアンプにはイコライザアンプとメディアプレーヤーが内蔵されていましたが、MP3しか再生できませんでした。
 ネットでWAVファイル再生可能な安い中華メディアプレーヤーがあったので、取り換えてみました。
 メディアプレーヤーの出力コンデンサは積層セラミックなので、無極性電解コンデンサを付けてあります。
 マニュアルには 48 kHz / 24 bit まで対応可能と書いてありましたが、実際に 24 bit のデータは再生できませんでした。
 音は......、取り合えず 44.1 kHz / 16 bit は再生できます。
エミッタフォロワ出力XLRコネクタ内蔵マイクアンプ 蝦名@西東京 さん
出品者のコメント:
ネットを探すと、BM800やショップスのCMC5の回路図と書かれているエミッタフォロワ出力タイプのマイクアンプがあります。
これを応用した回路は他にも色々ありますが、手作りアンプの会らしく前田さんのアイディア(マイクカプセルのドレイン側をK879のカスコード接続で受けて、ドレイン側の出力を取り出す方法)を加えた回路で基板を起こしてみました。
トランジスタは電流-hfe特性の優秀な2SA1586(2SA1015のパッケージ違い)を使いました。hfeは250付近で設計したので、GRランクです。0.2uFは40V以上の耐圧が必要ですが、0.22uFとか0.33uFのPMLCAPをまともに買うと一個1000円くらいのすごい値段になるので0.1uFを二段重ねにしています。マイクカプセルは前田さんに選別してもらったXCM6035です。
エミッタフォロワタイプの出力になるのでゲインが低いかなと思いましたが、前田さんのテストでは意外とゲインが落ちていないようです。出力インピーダンスが低いことにより、負荷インピーダンスが低い場合でもレベルが下がりにくい事が効いていいるようです。
私が簡単に音質のテストした感じでは両者の音に違いがあります。BE抵抗ありは落ち着いた音、BE抵抗なしは少しハイ上がりのくっきりした音に感じました。
ZOOM三土会事務局 さん
出品者のコメント:


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