第二回関東三土会 報告

2000年8月19日


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演奏中の増田アンプ


 8月の中ごろお寺での一大イベントの前の週にも関わらず、三土会は開かれたのでした。第一回の20数名から比べると13、4人と無事入りきる人数でした。真空管アンプは5台、ICアンプ4、5台でした。

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左、私と宇多さんのアンプ。右、増田さんのトランスレスアンプ。

 今回もICアンプが出ていました。非常に小さく作るのが流行っています。スイッチングのACアダプタ等を使って軽くてシンプルに作っています。

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小川さんのICアンプ。メーカの差で若干の違いがあります。

 荒木さんが、26年前に作ったトランジスタアンプを持ってこられていました。現在のアンプと比べて遜色の無い鳴りでした。「26年私は何をやっていたのだろう。」とのコメントを頂きました。1974年頃ですと今とあまり変わらない音で皆さん聞いていたのですね。古さを感じさせない鳴りでした。

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荒木さんのTRアンプ

 豊倉さんが前回のラインアンプに続いてイコライザアンプをお持ちになりました。外観は使いまわしのアルミシャーシでしたが中身が凄かったです。タンゴのLCイコライザの素子を使っています。それに、高価な部品が沢山。残念ながらレコードプレーヤーが9800円の安物しか無くちゃんと評価できたとは思えません。今度ラインアンプ、メインアンプと繋げて聞きたいですね。

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豊倉さんのEQアンプ

 変わった話といえば、芦沢さんが聞きながら部屋の隅でSPのコーン紙に墨を塗っていました。チューニングの一環だそうです。この日は乾くまで時間がかかるとの事で聞くことはできませんでした。どんな風に変わったのか興味津々です。何かの機会に聞けたらと思っています。

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墨塗りSP

 今回も楽しい時間を過ごさせていただきました。翌週に大イベントが控える中、皆さんわざわざ時間を作って頂いてありがとうございました。次は9月16日、連休の中日です。沢山の方が見えられるのを楽しみにしています。

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うーん何じゃこの音は?

2K/09/05 田村