2001年4月21日
小雨のぱらつくあいにくの天気でしたが、
三土会は盛り沢山の大盛況となりました。
相田さんのお知り合いの方が出力トランスを試作されたとのことで、
各種出力トランスを持ち寄って試聴を行いました。
下段左側から、試作トランス、東栄T-1200、春日54B-57
中段左から、三栄無線のKT88シングルキット付属のトランス(SEL製?)、ハモンド125E、東栄T-600の2段重ね
上段左からノグチPMF-10WS、タムラF475
そして写真にはありませんが、東栄OPT-5Sの10種類。
試聴に用いたアンプは、宇多さん作の6F6シングルの超三v1アンプ。
出力管のIpは30mA程度だそうです。
ワニ口クリップでトランスを接続して試聴中。
超三v1アンプでは、NFBは出力トランスの2次側ではなく1次側からとっているので
出力トランスの音がそのまま聴ける「はず」です。
結果は...
私の耳では、よく分かりませんでした(爆)
なんとなく、タムラF475が堂々とした鳴りっぷりで、ハモンド125Eがイマイチだということくらい?
どれもよい音で鳴っていました。
ちなみに、後ろに小さく写っているのが、私(上野)の作成したEL34超三v3アンプ。
写真を撮り忘れてしまいました。
芦沢さんのトランジスタアンプ。
時間がなくてじっくり聴けなかったのですが、よい音でした。
石塚さんのスピーカーユニット。
沢山のストローでダクト?を作っています。
スピーカーユニットは、ラジオ技術のRG-W1です。
全体像は、こんな感じ。
まるで吹き流しのようです。
音は、低音は出ませんが素直な音質でした。
ストローの端を耳の穴に突っ込むと...
「低音が聴こえるよ!!」とのことです(笑)
大沢さんの電流アンプも登場。
左端から電源、アンプ、ボリュームボックスです。
アンプ部。
部品は空中配線ですね。
電源部。
音は、さすが電流アンプ、切れ味のよい音をさせていました。
ただ、スピーカーがダイヤトーンP-610だったので、
いまひとつ持ち味が出し切れていなかったかもしれません。
佐藤さんのEL34超三v1アンプ。
AV用に、5chを組み込んでいます。
アンプ部は、1chごとにユニット構成になっています。
電源部は、48V 700mAのスイッチング電源モジュールを直列に繋いで
400V 700mA程度まで(!)出せるそうです。
大きなコンデンサも搭載していますね。