第二十一回関東三土会 報告
2002年3月
16日
田村さんの3A5ゼロバイアス電池アンプ。
乾電池と思えない音量でした。
電池管は奥が深そうです。
後できちんと箱に入れるとのことでしたが、
これはこれで味が有るかも...
ドライブ用のICアンプと段間トランス。
3A5。双三極管です。
電池管だけあって、全く熱くなりません。
内山さんのPhilips TDA1552Qアンプ。
なかなか小さくまとめています。
内部の様子。
放熱にも気が配られています。
TDA1552Qのアップ。
小川さんのトライパスD級アンプ。
非常に小さいです。
そして岩井さんもトライパスD級アンプ。
このICアンプは、フィリップスTDA1552Qよりも堅い(?)音がするとのことです。
岩井さんのトライパスD級ICアンプのアップ。
さすがD級、熱くならないので放熱は不要だそうです。
増田さんの、6BM8超三V1.5(?)アンプ。
ちょっと発振ぎみかも...ということで、広域に妙な説得力のある音でした。
内部にはなんとサブミニチュア管が4本も...
カッコイイ!
私(上野)のSV811-3アンプ。
他のアンプの出力を貰うブースターアンプなのですが、
ゲインは1以下、出力も最大6.5Wという、ちょっと情けないアンプです。
まぁ、肝心なのは音ですから...
SV811-3のアップ。
トリタン(トリウムタングステンフィラメント)なので、かなり光ります。
電源部の内部写真。
私が持ち込んだPhilips TDA1552Qアンプや、内山さんのTDA1552Qアンプ、
小川さんや岩井さんのトライパスD級アンプを接続したところ、
音は野太いけど広域が寂しい音でした。
そこで増田さんの6BM8超三v1.5アンプを接続したところ、
非常にベストマッチ。
ジャズのベースもしっかり出ますし、高域も元気が有って良い音でした。
さて、2000年7月から始まって今回で21回となった関東三土会ですが、
会場の都合で 、今までの形式での開催は今回で最後となりました。
次の開催はまだ確定では有りませんが、なんとか継続させる予定です。
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