第四十三回関東三土会 報告

2004年1月17日



今年初めての三土会でした。
 
  1. 平松さんの 講義
    平松さん開発のパッシブラディエータ式SPについて。一部特許取得。パッシブラディエータ方式の理論(OHP使用)と具体化の解説。等価回路を数式化し、 解析して行くもので、これは学問的知識を必要とする。理論付けから、実際のアンプ、スピーカボックスなどの設計に到る科学的な過程を話された。論文のハー ドコピーも有り。

  2. 佐藤さん
    6V6PP無帰還アンプとプラスチック物入れ利用のフェルトSPボックス。ダイアトーン20cm付。無帰還アンプが合うかどうか発展途上。

  3. 吉田さん
    ボッフル式(後面開放箱の中に一定間隔で、幾重にもすだれのようにフェルトが張ってある。但しフェルトは真中に穴が開いており、多重にフェルトを 重ねた 吸音材の多用とは違う。)箱鳴り少なく、箱の抑圧感がない。アルパインDDDS−5−付。

  4. 小川さん
    米国出張時に求めたという手のひらサイズHDD式レコーダー。MP3音楽で1000曲位?入るとのこと。音もまずまずで、これからのディジタルオーディオ を考えさせられる代物をご披露された。

  5. 横山さん
    トーンファクトリ製改。ユニバーサルシングル(5881,6L6、KT66、6CA7など)としての使用を考慮中。会の仲間との意見交換が今後役に立ちそ う。

2003/2/8 文章:荒木、編集:上野