第46回 関東三土会

2004年 4月 26日


参加者がこれまでで最多の人数となり、大盛況でした。



【竹田さんの講演】
1ビットデジタルオーディオ規格のうちの一つ、 DSDのプロ用機器での適用例を、わかりやすく解説していただきました。
アナログアンプとは異なる分野で、皆さん興味津々でした。




【アンプ】
●松崎さんの1626ミニアンプ
出力1W程度とのこと。小さくてかわいいQRPアンプです。
[荒木]うまく纏めてありました。


●佐藤さんのアンプ
811イントラ反転PP。
[荒木]イントラは力感あってなかなかです。


●松田さんのC3gプッシュプルアンプ
前回のC3gシングルアンプに引き続き、プッシュプルアンプです。
C3gは電圧増幅管のはずなのですが、出力管に使ってもなかなか良い音です。
右は同じく松田さんのトランジスタ式のバッファアンプ。
[荒木]C3gの使い方はやはりPPか。


●戸張さんの6082アンプ
OTL (アウトプットトランスレス)、PTL (電源トランスレス)、HTL (ヒータートランスレス)のアンプです。
凄まじいスピーカードライブ能力で圧倒されます。
[荒木]力のある透明な音。



【スピーカー】
●石田さんのツインバックスピーカー
江川式スピーカーからヒントを得たという、スピーカーユニットをお尻をあわせてマウントするツインバック方式。
なかなか良い音でした。
[荒木]フォスター13cmφ。前の8cmから低域増強型へ進化。
 

●村田さんの平面バッフルスピーカー
スピーカーの振動をバッフルに伝えない工夫がしてあります。
スピーカーに取り付けたデッドマスはコロで支柱と接しており、バッフルもスピーカーに固定していません。
非常に素直な音でした。
[荒木]RGW-1付。バッフルに一工夫あり。
  

●多賀さんの段ボール箱スピーカー
大沢さんが自らコーン紙を張り替えた、FE208ユニットを搭載した段ボール箱スピーカー。
写真の状態では少し音がこもっていましたが、段ボールの上を開くとかなりすっきりした音に変身していました。
[荒木]大沢さん改造FE208。結構大きなサブバッフルが付いたもの。くっきり音。
 

●吉田さんのハートレー:ボッフル
[荒木]いつもながら癖のない音。アルパイン付。


【その他】
●上野さんの自作CDプレーヤー
写真の上に乗っている小さい方です。回路をプリント基板化して搭載しています。
下は、蝦名さんの市販プリアンプ。
[荒木]上野さんの第二弾でコンパクトに纏めたもの。皆さんのCDプレイヤ自作熱を掻き立てる力作。



2004.5.13 上野
2004.5.23 荒木さんからのコメントを追加