第55回 関東三土会

2005年 1月 29日

アンプ

鏡餅アンプ (西川さん)

TDA1554をBTL接続でなくシングルで使用。なんと言っても正月を演出したのが出色! (画像右は中身)

6SN7PP (松崎さん)

パワーは小さいが小粋なアンプ。

無帰還50W、2SJ380/2SK3162 (蝦名さん)

透明でパワフルな優秀アンプ!

EL38超三V3 (上野さん)

超三の特色が高域に出ているかも。

6080全段作動 (三村さん)

有名だが思ったより扱いにくい球を見事に料理。

スピーカ

TBN610cm2WAYの背中合わせ、振動キャンセル方式 (石田さん)

この方式を進めてきて、まとまった音になってきました。

FE167改 (大沢さん改造、ボッフル箱は吉田さん作)

癖のない音なので、三土会用の常用きといたします。

CDプレーヤ、DAC

CS8412+PCM56 (酒井さん)

マルチビットの初期のICだがデジフィルなしのすっきり音で、実用機になる。

上野コントローラ+上野式DAC+蝦名式LOWーPASSフィルタ (蝦名さん)

上野さんのディスクリート抵抗ラダー式DACから出る高周波ノイズを、あえてノッチフィルタとCRフィルタの組み合わせを利用し(RC回路によるパッシブフィルタ+FETバッファ)軽減したもの。静かな音に感じます。上野式DACはノイズが出たままでも小出力球アンプなら問題は出ないというのが会の皆さんの経験ですが、これなら安心。

講演

ステレオ音源をモノラル化したときの問題点について (西川さん)

単純に電気的にMIXした場合モノラル録音のようにはならないことが良く分かりました。 ステレオ録音のソースをモノラル化するにはどうしたらいいのか。話題はまだ続きそうです。



2005.2.15 文章:荒木、撮影:石田、編集:上野