第83回 関東三土会レポート
2007年 8月 18日

 
会のスピーカーと市販CDプレーヤーを使いました。 会のスピーカーは、高域側のインピーダンス補正を10Ω+6.8μFにして、落ち着いた音になりました。

 

スピーカ

田村さん

 CUI製、松下製2cmユニットをダンボールバッフルで試聴。低音は出ないものの、聞きやすい音でした。 ペットボトル2段重ね+松下ユニットでは、音の広がり感が面白く、ペットボトル特有の音が聞こえていました。





内田さん

 2個パラとバスレフの効果で、かなり低音が増えていました。それなりにバランスがよく、近距離なら使えるレベルかも

 

高見さん

”ドカン” 塩ビ管スピーカー。音のバランスが改善されていて、 フュージョン系の音楽だと迫力満点


アンプ

井上さん

 お寺で評価が高かった6V6シングル。 まとまりが良く、聞きやすい音


松本さん

 ビデオ用の真空管8CX8を使ったアンプ。小出力のため大音量では聞くことができなかったが、くっきりした音でした。



上野さん

 6SN6 PP 若干調整不足でパワーが出ていないが、聞きやすくまとまりのよい音でした。

トランス

高間さん 含浸の結果

 含浸の状況を説明して頂きました。 内田さんと高間さんの作例を持ってきて頂きましたが、固定バンドねじの有り/無し? ではなく、ねじの位置の上下の違いで感じがかなり変わります。

DAC

石田さん

 上野さん設計 24bit R-2R基板 2パラDAC。  パラにすると、音に厚みが出てくることを確認できました。



スピーカー測定

石田さん

 SpeakerWorkshopを使った測定を実演していただきました。2cm口径SP、塩ビ管スピーカー、会のスピーカー等のインピーダンス、周波数特性を測定しました。

 測定に使った機材(測定用マイク,スピーカー駆動用アンプ,セルフキャリブレーション用抵抗)と測定結果の例です。



会場の様子と向かいの公園風景(今回は1階玄関 から撮影)


2007.8.18 撮影:大塚、前田、岩井、文章:岩井、蝦名、編集:岩井、蝦名