第89回 関東三土会レポート
2008年 2月 16日
例によって、音出しは会のスピーカーを使いました。
アンプ
高間さん
直熱管 8012 シングル。 0 バイアス・ドライブです。 ハッキリした聴きやすい音でした。
蝦名さん
鎌ベイアンプ(改)。 キャパシタを交換して感じのよい音に仕上がっていました。
石田さん
ラステーム RSDA 3029(改)。 ディジタル・アンプを超えたクリアな音でした。
水越さん
Power OP amp の TCA365B を使用したアンプ。 IC アンプらしい音に仕上がっていました。
三宅さん
バッテリー式チューブ・アンプ。 バランスのよい音でした。
松崎さん
VT-137 (1626) プッシュプル。 前段は半導体回路にてコンパクトにまとめられ、張りのあるよい音でした。
スピーカー
平松さん
サーボコントロール・パッシブラジェータ(アコースティックドライブ・ウーファ
ADW)
先月と同じビクターのウッドコーンユニットにアクティブコントロール・ウーファを組み合わせた構成でした。講演(後述)では、改めて詳細を解説して頂きました。
浅野さん
サンバレーの LS3/5A タイプのキット・スピーカ。 良くまとまった音が出ていました。
三宅さん
小型のフロント・ロードホーン・スピーカ。 サイズにくらべてシッカリした音でした。
ディジタル関係
小島さん
自作のfoobar 2000
プラグインをデモして戴きました。 マイクで拾った音をスピーカーで忠実に再生させる試みとして、信号レベルはそのままで、位相を90°回転させてみたとか。 高音がくっきりした音に変化していました。
前田さん
FN1242A と上野式 DAC (88.2kHz、44.1kHz)の聞き比べをしました。 切り替えにて微妙に変化する音が楽しめました。
三上さん
PSoC の 評価について説明して戴きました。
講演
平松さん
サーボコントロール・パッシブラジェータ(アコースティックドライブ・ウーファ
ADW)の理論を説明して頂きました。 質問がたくさん出て、会のレベルの高さが伺える講演でした。
(なにやら、複雑な式が・・・・)
撮影:三上、文章:宇多、編集:蝦名