第97回関東三土会(2008年11月15日)

総括


出品作品

和田 さん
11MB8 差動プリアンプと、LED電源を搭載したプリアンプのペア。

回路、使用部品ともに、こだわりが見受けられました。
出品者のコメント:
プリアンプは回路の部品点数が少なかった事もあり、色々と聞き比べをして納得してたのですが、LEDの雑音という点は考慮していなかったので今後、さらに突き詰める必要がありそうです。

2段全段差動PPアンプは自分で始めて設計した真空管アンプになります。
この経験をいかし、もう1台くらいは作ってみたいと思ってます。

それぞれ、作成しながらその記録を残しています。
よければご参考ください。

[差動PP]
http://www.geocities.jp/chako_ratta/micon/audio_all_differential_amplifier_11BM8.html

[プリアンプ]
http://www.geocities.jp/chako_ratta/micon/audio_preamplifier_fet.html

川尻 さん
EL3N ppアンプ。いたって普通のアンプとのことでしたが、丁寧な仕上がりで良い音で鳴っていました。
出品者のコメント:
斉藤 さん
D級アンプ。生基板をうまく使って製作されています。

まだ製作中とのことで片方のチャネルしか完成しておらず、音出しは無し。聴けるのは来月かな?
出品者のコメント:
両方のチャネルを先日完成させました。
来月の三土会にお持ち出来ると思います (^^
石田 さん
若松のデジタルアンプキット、WDA02の改良版。電源強化等、いろいろと手が入っているそうです。

クロックモジュールを高精度にしたものとの比較試聴も行われましたが、音はなんとなく変わったような...
出品者のコメント:
山中湖で発表したものをそのままではつまらないのでクロック改造して持って行きました。クロックは入力のA/Dと出力のデジタルアンプのD/Aのシステムクロック用に11.2896MHzが必要ですが、OCXOが33.8688MHzなので3分周して供給しています。音の方差は判りますか?
松川 さん
秋月のD級アンプキットからICを取り外して使用したアンプ。

ハンダ付けされたICを取り外すのに苦労したとのこと。
出品者のコメント:
ちょっと説明が不足でしたね。えーっと秋月のUSBオーディオモジュールです。\1200-/1台です。で、ウィンドウズで使うには(認識させるには)改造します。
チップ部品にジャンパーをつけるのですが、うまくいかず、逆に部品が取れちゃったのです。取れちゃうのならここについていたトライパスのステレオアンプIC TA1011Bを取っちゃってちゃんとしたアンプにしようと考えてつくりました。
結構、出力は出るのですが、アンプのボリュームを絞るか、無音時は「しーーーーーーー」というのが気になります。
見元 さん
透明半球をエンクロージャにしたスピーカーの改良版で、3回目の登場。

8cmとは思えない低音の充実で、なかなか完成度も高くなってきました。
出品者のコメント:
ユニット(W3-582SC)を変えずにエンクロージャーだけを新規に作り3回目になります。ユニットを裏から取り付けた場合と表から取り付けた場合で音が違うことが判明。これが本機開発のきっかけです。裏取り付けは魅力的な音がする反面、固有の変な音が耳に付きました。表取り付けは無難な音でした。両方の良い面を引き出すためにはバッフル版を薄くする必要があると考え、バッフル版の厚みを前作の15mmから4mmに変更しました。その後、TVドラマのエンディングテーマのCDを入手し、これを再生したところ、TVから流れてくる音の雰囲気を再現することができないことが判明。家にあった4つのヘッドホンも全滅というありさま。いろいろと手を加えてやっと出来上がったのが本機です。その過程で吸音材は不要になりました。ですが、まだ表裏取付けで音に違いがあります。もし次回作を作るとしたら1mm厚のバッフル板を試してみたいと考えています。
高見 さん
黒烏龍スピーカー。塩ビの筒の中に紙筒を入れた二重構造だそうです。

仕上げも工夫されています。トラブルでなかなか音が出なかったのはご愛嬌?!
出品者のコメント:
本村 さん
96kHz/24bitの生録ソースの試聴。真空管アンプを通して鑑賞しました。
出品者のコメント:

スナップショット