第99回 関東三土会(2009年01月17日)

総括


アンプの音出しに使用したスピーカは北浦さん持参のJBL4312M、CDプレーヤは松川さん持参のパイオニアDV-S5(DVDビデオプレーヤですがCDも再生可)を使用しました。
司会:堀尾/写真:前田、高間/コメント:蝦名

出品作品

松崎 さん
QRPアンプ VT-62シングル 出力1W、特注トランス使用 自己バイアス
フロントにVUメータを配置したデザインがいいです。山口百恵の声がやさしく聞こえていました。
出品者のコメント:
斎藤@茨城 さん
自作ディスクリートD級アンプです。片面基板の小片を利用して組み立てています。
基板化を計画中とのこと。力のある押し出しのよい音でした。
出品者のコメント:
原技術的興味で原理回路から起こしてみました。
音は鳴ります。 という感じでしぉしぉでしたが (^^;

http://www.cronos.ne.jp/~cronos/?cat=7 詳細はこちら。(C)上野さん
蝦名 さん
A1015/C1815 99パラ 無帰還半導体アンプ。
99回三土会に合わせて、99パラです。次回は、100パラにするとのこと。
無帰還アンプらしい奥行き感のある音でした。
出品者のコメント:
出力段に小信号トランジスタを多数パラにしたこと以外に、電圧増幅段を新しい回路にしてみました。しかし、以前に作った無帰還半導体アンプとあまり音が変わらないようです。
安江 さん
SV811シングル
前回からの変更点は、メータの表示を変更したことと、トランスカバーを追加しています。人の声がいい感じで聞こえていました。
出品者のコメント:
一昨年の12月から製作を開始し、ようやく完成しました。
今回はトランスカバーにも一工夫、愛機がまた一台増えました。
内田 さん
ひょうたんスピーカー
パソコン用8cm2wayスピーカーのウーハーを取り付けていますが、外観からは想像できないまとものな音でした。吊下げて使う方法もありそうです。雷の音を再生してみましたが、超低音はちょっと苦しいものの雰囲気は再生できていました。
出品者のコメント:
BOXが四角では無いというのが良いのでしょうか?容量が約1Lで吸音材も入れていませんが普通の音が出ました。
見元 さん
ユニットをPeerless「830987」に変えてみたとのこと。ユニットを変更した効果が出ているようで、「千の風になって」がいい雰囲気で聞こえていました。小音量時の人の声が得意な感じです。
ペアで鳴らしたパワーアンプも、前回から若干修正を加えてあるとのことでした。
出品者のコメント:
その後の検討で、若干手を加えたアンプがまだ未完成だということがわかりました。電解コンデンサの容量・種類とNFB抵抗の再検討が必要だと感じています。音的には、私の好きな、柔らかくてやさしくて細かい音が再現されていると思いましたが、中低音は薄すぎると思いまし。

次世代アンプがほぼ完成しました。TDA2009AをBTL接続したモデルで出力は12W+12Wです。次回の三土会に持っていきます。
石田 さん
ツィータアレイ2wayスピーカー
4個のツィータを使い、そのうちの2個を若干前に出していました。低音が豊かで気持ちよく音楽を聞くことができました。
出品者のコメント:
 暮の3Wayの片割れツィータアレイと13cmウッドコーンを組合わせて2Wayにしてみました。オープンエアーでの周波数特性フラットを狙いすぎたようで、室内では高域がチョッと足りない感じがします。室内で聞き易いように再チューニングの予定です。
上野 さん
PS-16Fを使った球形スピーカ
外観からは想像できないバランスの良い音です。ユニットの素直な音が出ているようです。製作の苦労話を披露して頂きました。
出品者のコメント:
大きさは、直径で外径42cm、内径40cmです。
詳細はこちら。 http://www2p.biglobe.ne.jp/%7Et_ueno/speaker/ball-sp/index.html
前田 さん
大きな会場で録音するときにマイクをなるべく上に配置するため、WM61Aを1mの長さのパイプに取付けたとのこと。名栗の森の生録を聞きましたが、雰囲気が出ていました。また、三土会の会場の録音を聞かせてもらいました。
出品者のコメント:
 WM62でワンポイントステレオマイクを作ってから9作目か10作目です。殆どウケ狙いで作ってますが、WM61の特性が良いのでしょう、結構ちゃんと録音できています。
外形8mmのアルミの棒ですが、結構重くて最初の録音の時はバランスをとるのが大変でした。聴衆からはあまり目立たないので演奏者の近くまで持っていけるため、オンマイクの録音ができ、なかなかです。
 雷を録音して以来、録音のチャンスがどんどん増えています。勿論、演奏者の許可を受けていますが。
倉田 さん
ラインアンプ
100円ショップのビルディングブロックを使ったラインアンプ。ユニバーサル基板がぴったり納まるサイズのようです。
真空管とFETの両方を持参して頂きましたが、今回はFETを使ったラインアンプを聞かせて頂きました。ダイレクトで再生するよりも音楽の雰囲気が出るようです。
出品者のコメント:
本村 さん
自宅で音楽を再生している音を、リボンマイクで録音したものを再生して頂きました。
出品者のコメント:

スナップショット