安江 さん
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蝦名さんアンプ 上下対称無帰還アンプ
無帰還半導体の音質を堅持しつつ、独自のアーキテクトによって昇華されたアンプに仕上がっていました。ギミックも素晴らしいです。
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出品者のコメント:
素晴らしい音質に仕上がったと自負しております。
『私も作ってみよう』と云う方が会場内にあらわらわれた事を
うれしく思います。
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鈴木 さん
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6T10三結モノラルアンプ
クッキー缶が素敵です。
球とデザインがマッチしており、見た目に素敵なアンプでした。
もちろん音質も十分な作品です。
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出品者のコメント:
6T10はテレビの音声FM検波用の5極管と出力用の5極管が一緒になった12pinコンパクトロンです。2002年にタクトという真空管屋さんで
400円で購入したものです。MJ2002年2月号に長真弓さんがシングルステレオアンプを発表されていますが、NFBと補正C・Rで音を整えています。
あまり素性のよい球ではないようです。
そこで、私は電圧増幅段・出力段ともに三極管接続とし、出力段のPから電圧増幅段のPに1MΩの抵抗をつないだNFBと出力トランス(PowerMax
の12KΩ:8Ωのもの。東栄のT850相当か)の2次側から100uFを介して出力段のKに掛けたNFBの両方で音を整えました。
家では、最大入力4wの無名の12cmスピーカーをトマトが入っていた小さな段ボールの後面開放型の箱に取り付けたもので、モノラルソースを楽しんでいます。
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高坂 さん
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5687差動PPミニワッター
出力は小さいものの量感は十分で差動アンプ独特の音質を奏でており、工作の丁寧さもすばらしいです。
デザインが統一されているとカッコいいですね。
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出品者のコメント:
初めての参加で、ドキドキしながらの発表でしたが皆様に温かく迎えていただきました。
差動アンプはPPでありながらシングル的で端整な音質で、低域も十分に延びています。
初段に2SK30Aを差動、直結で5687を差動PPとしたシンプルな2段増幅で、7dB程度の帰還をかけています。0.7W程度の小出力ですが、立派に
差動PPの音がして家庭で普段聞く分には十分な音量です。トランスもPPとしては最小サイズ(春日無線KA-8-54P)ですが、不足は感じられません。
利得は3倍程度なので、下にヘットホンアンプ兼用のプリアンプを用意しました。
普段は土曜日も仕事なのでなかなか参加できませんが、今後とも宜しくお願いいたします。
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関口 さん
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OPAMP+FET
本人曰く「それなりのキット」だそうで、オペアンプ独特の音質はやはりそれなり!?
しかしパワー感はさすがのものですね。
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出品者のコメント:
原型は 共立さんが出しています。
外観はMDFの板、筐体はアルミのシャーシーのキットです。
説明書に、”突っ込む”とか、”へこむ”とか表記があって、このノリに気に入って作ってみました。
ただ、ケースはタカチ製、オペアンプは OP275からOPA2604、オペアンプの電源を 終段と分け±15Vから±18Vに上げています。保護回路ではなくただのミューティングは付けました。
ヘッドホン端子は、あとから付けたので特に考えてはありません。
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見元 さん
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CHR.70+光アッテネータ
氏のライフワーク新章突入か!?
フォトカプラを使ったアッテネータの試用作品でした。
個人的には結構良いかもと思っています。
今後の研究発表を楽しみにしています。
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出品者のコメント:
新しいスピーカー(CHR-70使用)の音は線が細い(中域が薄い)という指摘がありました。アッテネーターがまだ未完成、ユニット自体がこのような音、というのが理由です。光アッテネーターの改造、ユニット交換、を行う予定です。
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木村 さん
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MMスピーカ
なかなか肝心なところは見せない木村氏ですが、こうして発展していくところをお聞かせいただけるのはありがたいですね。
ややくぐもった感があるのが気になりますが、今後は円形に拘らずに発展していく可能性も示唆しておられました。
今後が非常に楽しみな作品ですね。
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出品者のコメント:
布エッジの強度調整に塗った水性ゴムがやりすぎだったようで、モガモガした音になってしまいました。塩梅が難しいです。
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黛 さん
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世界ダンボールスピーカーの旅 フランス編
もはや当会では定番となりつつあるシリーズです。
ダンボールエンクロージャーというのはチューニングが簡単ですのでこういう視聴にはもってこいですね。
シャンゼリゼ通りでカフェをしている気分になれる音でした。
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出品者のコメント:
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石田 さん
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PCオーディオ
「ゆとりが豊かさを生む」を地で行く石田氏の脳内を垣間見た気分です。
常々、氏の脳内を拝んでみたいと思っていた私ですが、これで頭を割らずにすみました。
オーディオって、余裕が大事なんですね。
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出品者のコメント:
合理的に言えばこのPCでも完全にオーバースペックで、音楽再生には余裕の有り過ぎです。でもオーディオって本来無用そうに見えるものが重要じゃないんでしょうかね。
音楽なんか聴かなくっても生活には困りません。文化っていうのも所詮は余裕から生まれるわけですから「無用の用」から音のよさも生まれるかも。
というわけでハイスペックPCにいそしんでいます。
写真のは私的にはサブPCでAMD640(3GHz4コア)のWIN7PCをEeePCのリモートデスクトップ接続で使用。外付けDACはFF400を使用しました。
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粕谷 さん
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再生式ラジオ
見た目にもラジオラジオしたラヂヲです。
再生のかかったときの発振音は何度聞いてもいい音ですね。
電波の入りにくい本会場のための工夫もなかなかのものでした。
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出品者のコメント:
先月は製作途中のものを皆さまに見て頂きましたが、今回は完成したものを持ってきました。
パソコンでradikoを聴く時代に、あえて選局さえテクニックが必要な再生式ラジオでやるんです(笑)。
詳細は拙ブログで公開しています→http://65124258.at.webry.info/theme/f9f3995dc2.html
現在は検波管に6CB6が挿してあります。
会場は電波が入りにくいため、ミズホ通信のUZ-77s(プリアンプ付ループアンテナ)を使用してデモを行いました。
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藤本 さん
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DAP+SATRIアンプ
中国製DAPを改造した顛末をご披露いただきましたが、「いやぁ、よくやりましたよ」と思わず感心してしまいました。
音質が良くなったであろうことは想像できますが、元を知らないのでなんとも…。
しかし、これだけ手を加え苦労をかければ、良くなっているに決まっています。
お疲れ様でした。
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出品者のコメント:
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前田 さん
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除夜の鐘
生録現場の壮絶な状況を生々しくお話しいただきました。
常々思うのですが、生録が趣味の人はほんとうにバイタリティーがあるなぁと感服いたします。
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出品者のコメント:
バリバリのクラシックファンの 抜作三太郎 こと 前田@厚木です。
年末に実家の近くで録った録音を披露させていただきました。
録音分科会の前の方を見ると先達がいろいろご教授してくださっています。
今更ながらそれを全然覚えていずに失敗を重ねている自分に呆れています。
今回、寒い地方では除夜の鐘を撞くのも大変であることを実感しました(雪の中、百八撞くの大変です)。
雷、花火、戦車砲、鐘、さてお次は何にしましょう?
(晋山式の時の美しい鈴の音を録音しなかったのが悔やまれます、大塚さん。)
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