第142回 関東三土会(2013年1月19日)

総括


出品作品

三上 さん
 CROWNのD45アンプは某所で有名ですが、直接比較はしていませんが、それなりに良さそうですね。
 安価なバナナプラグの代用メス端子の作り方、為になります。
出品者のコメント:

松本 さん
 WE101DSシングルですが、さすがに0.1~2Wでは通常のスピーカであの広さでは音が小さく音質までは解りませんでした。家庭で高感度スピーカ向きです。
 下段は上野さんコントローラのCDROM+R-2R16BitDACとのこと。

 スピーカはパイオニアの中古で部品外しに数千円で購入したものとか。充分に良い音がして、作りもしっかりしていてこのままでも使えそうです。
出品者のコメント:
都合により会のSPとCDプレーヤーの手配がつかず、松本の自宅にあったSPとCDプレーヤーを持参しました。ついでに101Dのシングルアンプも持参し た次第です。101Dのシングルアンプは自宅では常用アンプの一つで、6畳間では何のストレスも無く聞いておりますが、やはり、会場では力不足のようでし た。CDプレーヤーは上野さんのR-2R/16bitDACとCDドライブコントローラで組み上げてあります。SPは夏のお寺大会のお題用向けに購入した もので、背面対向SPに組み替えようかと思っております。
塩沢 さん
 毎度作り慣れたZWBR方式のスピーカですが、今回はMarkAudioのユニットを使って、調整が楽だったそうです。いつもながらバランスの良い小口径とは思えないワイドレンジの音を聞かせていました。
出品者のコメント:
CHR-70v3を入手できたので、ZWBRの20リットルのエンクロージャーに入れてみました。
100Hz~10KHzまでのフラットな特性のユニットで、低域の特性出しが楽に出来ました。
10KHz以上の帯域は、7db位レベルが高くなっておりますが、私の10KHz以上の高域が聞こえずらくなった耳では、うるさい刺激ほとんどを感じませんでした。
低域は、10cmとは思えない特性で、40Hzは楽に再生できるユニットです。

見元 さん
 再度改良された無帰還アンプとTDA2009A使用の帰還アンプの聞き比べになりました。やはり音の傾向はかなり違い、この辺は好みが分かれるところでしょうね。
出品者のコメント:
個人的には、ボーカルが柔らかく、微妙なニュアンスが再現できる無帰還アンプの音が好きです。そして、無帰還アンプはNFBタイプに比べて電源依存度が高 いことがわかってきました(NFBでの改善が期待できないので、当たり前といえば当たり前ですが)。このため、今は、電源を見直しているところです。
安江 さん
 いつもの飲料缶組込アンプシリーズの最新作で、オリンピックのコカコーラ缶です。中身のICはTDA1552Qで出力は7W程度ですが、安定した音を聞かせていました。
 秀逸は缶の蓋を利用したVRで、周囲の隙間も見えないほどの中心精度でスムーズにまわります。サスガ!
 考え込まれた分解・補強工作も年期が入っています。ニトリストスピーカも良く鳴っていました。
出品者のコメント:
 記念ボトルを見ると、ICアンプに見えてしまう…これって缶アンプ症候群?
次は2014“ソチ・オリンピック”!!!
大橋 さん
 3種類のOPamp使用のヘッドフォンアンプを紹介して頂きました。DATのケースを上手く利用して、小さく作るのが難しいそうです。
 スピーカではインピーダンスが小さいせいか音量はあまりとれませんでしたが、ヘッドホンでは充分でした。
出品者のコメント:
会場の広さと持参したCDプレーヤとのレベル不適合で思ったほどSPを鳴らせず残念でしたが、休憩時間にヘッドホンでお聴きいただくことができてほっとしました。また貴重なアドバイスも頂きありがとうございました。
なおヘッドホンオーディオはDAC・アンプ・ヘッドホンとヤング世代中心に広がりをみせておりますので、会の若返りをかねて皆さんも是非チャレンジいただければと思います。
粕谷 さん
 DC-DCコンバータ使用の10EM7のミニアンプです。1.2Wと小出力ながらニトリスピーカとあいまってスッキリとした音を聞かせていました。
出品者のコメント:
ミニワッターのデモには小さめのライブな部屋が適しているようです。
今回の場合は最低でも5ワット以上必要と思われます。
というわけで、音量が取れず苦しいデモとなってしまいましたが、
昇圧DC-DCの音質という点ではいかがでしたでしょうか?
昇圧DC-DCはRe Electronicsというお店で販売を開始しています。
http://www.re-electronics.com/
商品分類の電源モジュールより購入ページへ行けます。
もしご興味がございましたら、イタズラしてみてはいかがでしょうか?
この昇圧DC-DCについての紹介記事を拙ブログにて公開しています。
http://65124258.at.webry.info/201301/article_13.html

石田 さん
 前回のPCMtoDSD基板のDAC部分をES-9018とディスクリートの8Tapsデジフィルで比較して発表していました。
出品者のコメント:
 DSD変換を載せたDACですが、DSD信号のアナログ化は簡単なローパスフィルターで済むはずなので、ES-9018などの高級DACとD-FFによる8タップ程度の簡単なデジタルフィルター(-30dB程度)を組込み、両者のDAC回路との比較をしてみました。

 DAC後はMUSESのOPアンプによるIV変換とポストフィルタを入れて、アンバランスで出しています。またデジフィルの後、オフセット電圧の補正をかけ直接バランス出力も出していますので比較して聞けます。

 8タップのデジタルフィルターもすっきりとした音で中々良さそうです。
小林 さん
 ショーで見かけた4020のチップ抵抗の手実装基板を紹介して頂きました。0.4x0.2mmですからもう拡大鏡を使わないとどこにあるのかすら判りません。
 細密化は止まるところがありませんね。
出品者のコメント:

スナップショット