安江 さん
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今回数少ないアンプとなったフォノイコライザアンプです。電池駆動の2石アンプといたってシンプルな構成ですが、音の方は中々。しっかりとした骨格で明
快な音調はワイドレンジながらソフトになりがちがデジタル系の音とは大分ちがい、聞きごたえのある音になっていました。懐かしい曲のLPも盤質が良く、ノ
イズもほとんどきこえません。アナログの良さを堪能しました。
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出品者のコメント:
約30年眠っていたMCカートリッジが聴きたくて、MCヘッドアンプを製作しました。
初段1石と、3石パラレルの2機種です、LPレコードを数曲ご試聴いただきました。
アンログの世界もなかなか良いもです!
危うく“三土レコードコンサート”となってしまうところでした。
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石田 さん
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TangBandのW3-881SIと東急ハンズの桐材六角柱を利用した軽量スピーカ。天底板も桐材を使用したため5リットルながら1kg/個を割ると
いう軽さです。ユニットが素直なので低域もそれなりに出てバランス良く鳴っていました。構造は底板にポートのあるバスレフタイプです。
別講でDaytonのスピーカのインピーダンス周波数特性が簡単に測れるUSBタイプのアダプターDATSを紹介して、デモも行われました。ついでに研究中のダブルバスレフの等価回路と音圧シミュレーションの紹介もありました。
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出品者のコメント:
面白そうな素材が見つかったので早速スピーカボックスに仕立ててみました。ユニットが良いので結構まともに鳴っています。
今後2ユニットにしてツィン化、ダブルエンクロ―ジャ、ダブルバスレフと色々遊んでみようと思っています。
DATSはOmniMICと同じDaytonのUSB測定器第2段?で手軽にスピーカのインピーダンスの周波数特性が測れTSパラメータも計算してくれます。便利になりました。
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見元 さん
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こちらはW3-315SEを使った半球エンクロ―ジャの密閉型スピーカです。すっきりとしたクリアな音で今までのノウハウが色々詰め込まれているようですね。
プラダンの大型バッフル板の付替えもデモされ、やはりバッフルが大きい方が中低音の厚みがあって好評でした。
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出品者のコメント:
バッフル板は大きいほうがいいのか否か。答えを出すため、取り外し可能な大型バッフル板追加によるデモを行いました。やはりバッフル板が大きいほうが、中音が充実して良いということがわかりました。
また、バッフル板の最適な素材を探す実験を行い、ゴム>プラダン>その他という結果が得られました(鉛はテストしていません)。今回のものは3mmのゴム
の両面を紙で補強した複合材料によるバッフル板を採用しています。脱木材で作ると、余計な音がしない、高域が少し抑えられた静かな音、になることもわかり
ました。みなさんのスピーカーの音と少し違ったのはこのためでもあります。
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竹内 さん
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最小のバンブーオーナメント1.8Lタイプの最終版を目指したAURA製NS3-193-8AをウーファにDaytonnoND-20FB-4をツィータにした2Wayシステム。
低域のポート共振を低めにしてこのサイズながら低域の強化を目指した効果もあって、結構何でも聞けるタイプになっていました。2Wayなので中高域も低歪で素直な音がしていました。
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出品者のコメント:
1.8Lのタイプをまともに検討していなかったので、トライしてみました。
4週間ほど大きめの音で鳴らし込んでいたら結構調子が出てきました。情報量がそれなりに有り低域もまあまあ出るので、聞き流す程度の音量ならばオーケスト
ラ物でもそこそこ聴けるようになってきました。1.8Lのこのタイプはゆとり感は出せませんが、箱としての癖は少ないようです。
このウーファーの最適な容積は3L程度で無理やり1.8Lに入れてしまったのですが、それでもまあまあ鳴ってくれています。AURA製のこのユニットは中々優秀ですね。
最適な容積で使ったらどうなるのか妄想が膨らんで....イカンイカンまた悪い癖が出てしまいそうです。
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塩沢 さん
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前回のZWBRのウーファユニットを高域の素直なFX-120に交換したもの。TBの28-1177SBをツィータに使用していますが、前回とは違ってクロス8kHzと軽めに掛けています。
手熟れたZWBRなので低域レンジも広いしっかりとした締りの良い中低音で、全体のバランスも良い感じでした。高域はネットワークで抑え気味にし、バランスがうまく取られていました。
別講でZBWRプロジェクトの説明と今後の進め方の意見交換を行いました。
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出品者のコメント:
FF125WKと比較すると、FX120はしっとりとした中高音ですが、高音域の指向性改善や雰囲気を再現させるためにツイーターを使用するのは効果があります。2Wayの構成として、中低音部フルレンジにして、軽くツイーターを使用するのも一つの方法と思います。
ZWBR製作プロジェクトについては、参加者の概略人数と製作方法と板材の準備についてアンケートをお願いしております。夏のお寺大会以降に開催する方向で検討をしております。
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鈴木 さん
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DAIのCS8416とフルエンシーDACのFN11242Aを使用したDAC。特徴はバッファにサブミニチュア管7323とTL072オペアンプを使用したバッファが切替えて聞けることでしょう。
真空管の方は滑らかで伸びの良い音でオペアンプのシャープで硬質な音と好対照でした。フルエンシーDACも好評で利用者が多いと聞いていますので、他にはないDACに仕上がったと思います。
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出品者のコメント:
サブミニチュア管7327は1999年5月に秋葉原ラジオデパートのサンエイ電機で1本450円で購入したもの。金田式DAコンバータに登場するサブミニ
チュア管6111のスペシャルバージョンであることがわかり、陽の目を見ることとなりました。私としては真空管バッファーの方が気に入っていますが、オペ
アンプの方もいろいろ差し替えてみようかと思います。
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関沢 さん
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BEHRINGERの改造チャンバも電源やケーブルの見直しで安定した動作になったなったとのことでした。
今回即席でマルチアンプシステムとして鳴らしましたが、中々質的にもマルチの良さを発揮できていると思います。苦労されて作った逸品だと思います。
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出品者のコメント:
3月の三土会でアドバイスをいただき、可能な限り改善を行い、やっと安定して動作するようになりました。
アナログ回路のパッシブ化がメインでしたが、音の良し悪しではなく、音が出るか否かの低いレベルでした。
実力、知識が伴わないレベルにチャレンジして、苦労しましたが、お陰様で勉強が出来ました。
一寸休養期間を設けて、次回は、クロック精度アップにチャレンジしたいと思います。
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松本 さん
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間違って?購入したケーブルの活用術として長尺スピーカケーブルに仕上げたものだそうです。
三つ編み構造ですがこれが良かったのか、会常用の赤黒ケーブルより高域がハッキリして良さそうな感じです。
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出品者のコメント:
SPケーブル用に「太さ2mm」を「芯線2mm」と間違えて購入した平行ケーブル。このままではSPケーブルには使えないため、三つ編にしました。平行線
をクロスせずに編み上げたのがこだわりです。芯線の一方が銅色、他方が銀色が揃っていて見た目にもきれいに仕上がりました。音は概ね良いようです。手間を
かけた甲斐がありました。
追伸:外皮は透明の塩ビで比較的軟らかいケーブルなので何とか成りました。これ以上太いケーブルだと編むのに苦労しそうです。
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山田 さん
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平井先生の磁化ラインケーブル製作会の報告に続いて、製作したピンケーブルを試聴してみました。
会場ではなかなか差がわかりにくかったですが、参加された方ご苦労様でした。
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出品者のコメント:
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