第146回 関東三土会(2013年05月18日)

総括


出品作品

安江 さん
A&Vフェスタ2008でベスト人気アンプ部門賞を受賞し、某ビールメーカーより粗品を送られ、タモリクラブで視聴用のアンプに使われたと言う伝説のアン プですが、動作が不安定と言うことで改良を施す、と言うより作り直すと言うことで、基板設計図、回路図などを披露して頂きました。復活しましたらまたお披 露目して下さい。
出品者のコメント:
 定電流・差動アンプへの改造(改良)を試みています。
部品点数も少なくなり、今までの3枚基板を2枚に変更し
缶内での組み上げは多少は楽になると思われます。
パワーが1/3程度に低下しますが、それを補う程の音質が得られれば幸いです。


関澤 さん
YAMAHAのYDA138-Eを用いたデジタルアンプ。ケースにジュラルミンと真鍮を用い、振動による影響を抑えたとのこと。2連ボリュームを改造して 4連ボリュ-ムを製作したとのことでした。途中で安全装置が働き音が途切れると言ったハプニングもありましたが、なかなか良い音で鳴っていました。
出品者のコメント:
このアンプとDCX2496改で、山中湖合宿で作製するスピーカーをマルチアンプで、
ドライブする予定です.

今からとても楽しみです。

山中湖合宿用のドライバーのブレークインを開始しました。

堀尾 さん
ヘッドフォンアンプ2種の紹介です。一つは黒羽音響技術の実験室さんのキットで、もう一方は所謂YAHAアンプでした。YAHAアンプはドライバに 12AU7を使ったもので、当該真空管を使った作例はあまり無いのではないでしょうか?出力的には厳しかったですが、音質のよさの片鱗をうかがうことが出 来ました。
出品者のコメント:
見元 さん
アンプとSPの紹介です。アンプは別府式アンプとのことです。Rに銅箔テープを巻くなど見元さんらしい仕上がりです。SPは「かまぼこ」特性とのことでしたが、なかなか味わいのある音でした。
出品者のコメント:
今回のスピーカーは音はともかく、デザインは素敵だと思います。また、素敵な写真を記録に残していただき、事務局殿に感謝いたします。

現在、このスピーカーは1度解体して吸音材を投入する改造を施しています。さらにスピーカースタンドも作りました。別府式アンプのほうは現在はオペアンプをMuses02に交換しています。
石田 さん
桐箱SPの第2(3?)段で、今回は箱を2段重ねにしてさらに背面対向にしたものです。口径8cmのSPとは思えぬ迫力でした。特性、シミュレーションの 紹介もしていただきました。また、前後のSPの時間遅れの補正を行った場合と無しの場合との比較試聴もしていただきました。時間遅れの補正有り/無しは好 みの分かれるところでした。
出品者のコメント:
軽量スピーカはユニットを前後2個にしてエンクロージャ容積も2倍にしてパワーアップしました。
 ユニットは内部で振動結合のため磁石間につっかい棒を入れ、前後は通しのネジ棒で締め付け、振動打消しを狙っています。

 前後ユニットの時間ずれも気になっていたので今回は前ユニットにディレイを入れて時間整合の実験もしてみました。

 次回はこのエンクロージャの間に仕切りを入れダブルバスレフに挑戦する予定です。

 
 
塩沢 さん
塩沢方式のダブルバスレフ ZWBRの紹介です。今回は2Wayで、板厚の削減と材料の変更で軽量化を目指して大幅な重量削減を達成されたとのこと。でも音は厚みのある良い音でした。流石です。
出品者のコメント:
 今回三土会に持って行ったときは外装が手つかずで削りっぱなしの状態でした。
 現在は、6月15日を目指して外装に取り組んでいますが、結構手間がかかっています。
 また、スピーカーの保護と搬送をどうしようか思案中で、当日までには何とか間に合わせたいのですが、どうなることやら。
小林 さん
5月号のトラ技に掲載のEAGLEに関する記事と、関連図書の紹介です。編集の苦労など紹介がありました。今後、毎年ライブラリーを更新していくとのことでした。
出品者のコメント:

スナップショット