第161回 関東三土会(2014年10月18日)

総括


進行:堀尾、写真:松川、記録:松本
久々に塩沢さん作成のZWBRをリファレンスSPとして使用しました。

出品作品

松川① さん
・5670イヤホンアンプ
双三極管をドライバ+パワーに使用したミニワットアンプ。小出力ながらまとまりのある音でした。
出品者のコメント:
イヤホン用に作ったミニワッタです。200mWぐらいが精一杯ですが、イヤホンでは十分です。ベッドサイド(ニアフィールド)では結構いい感じなのですが、なんせあの広い会場では無理!
石田 さん
・TIのTAS5613デジタルアンプ
モジュールは大橋さんからGetしたもので、バランス入力で使用。クリアでちょっと刺激的な音でした。
出品者のコメント:
 モジュールは完成品なので電源とケースのみ製作。アンバラの入力RCA端子は基板に実装されていますが、バランスが基本の様なのでケースの外部入力はCANNONにしました。

 電源電圧はちょっと低めの30Vなので出力は40Wx2(8Ω)ぐらいです。
ES9018のバランス出力DACでデモ。
松川② さん
・Aitendo TDA7293改
前回から部品を大幅に変更(容量アップ?)。大きな音がよく出ていました。

出品者のコメント:
TDA7293のキットですが抵抗は1/4Wから1/2Wに格上げしました。ギリギリ部品がスルーホールに部品が収まりました。また、キャパシタは電源以外は交換。部品位置に立てて斜めになっています。というような変更を加えてしっかりとした音になりました。元からしっかりした音ですがより音の輪郭がしっかりとした気がします。
見元 さん
・かわいいスピーカー
定在波対策の平行対向面の無いエンクロージャの2号機。 見かけは直方体ですが中に14枚の補強板を入れて平行な対向面ができないように工夫したとのこと。なかなか元気な音でなっていました。

出品者のコメント:
うまくいくかどうかもわからず製作し、音が評価されてひと安心しました。
竹内 さん
・Morelユニット使用BOSP
お馴染みのバンブーオーナメント(BO)SPです。今回は小型SPにおあつらえ向きのMorelのEW536を使用し、低域と高音圧化の両立をめざしたとのこと。流石にこなれた良い音でした。
出品者のコメント:

 EW536のボイスコイル直径は75mmもあって、殆どドームウーファーと言っても良いくらいです。また、Xmaxも±5.5mmと結構強力で、その結果BO内部の補強が必要でした。

 SPのTSパラメータを見ると小型化に最も適していて、今まで作ったBOSPの中では最も低域まで高音圧で再生出来る物に仕上がったと思っています。
 低域が伸びて帯域バランスが整ったことで、クラシックで比較的大きな音を出していてもボリウムの心配をせずに安心して聴いていられます。

 ようやく3.6Lである事を意識する必要の無い物ができたかな。(製作者の欲目です)
岩野 さん
DACその他
・RAS-DAC(岩野さん)
ラズベリーパイを使用したDACの紹介です。・・・・鳴っていました。詳しくは出品者のコメントをお読みください。
出品者のコメント:
ラズパイと、PCM5102を用いて、VOLUMIOというソフトで動かしてます。
ネットで検索すれば、山のように使用例が見つかります。
DAC基板に、学習リモコン機能も搭載しましたが、DACとしてだけも動かせます。
既に、生基板で10枚程度は会の有志に配布しております。
合宿で、面実装部品の実装とか、操作方法とかの研修を行います。


スナップショット