松岡・木村 さん | |
|
ムービングマグネットスピーカー
改良が進んでいて、音のバランスが良くなっています。バッフル板の質量を重くしたことで、低音の質が向上しており、聴きやすい音に仕上がっていました。ジャズ系の音が得意な感じです。 |
出品者のコメント: 家では制約があって大きな音が出せないので、広い部屋で大きな音が出せて良かったです! もっとストロークを増やした新作を製作します! |
|
塩沢 さん | |
|
ツキ板シート平板振動板スピーカ
ツキ板を振動板としたスピーカーです。質量が重くなっているせいとダブルバスレフの効果で、低音が出ています。但し能率が極端に低下しており、100パラアンプをフルボリュームにしても音量が足りないくらいでした。 低音も良好でしたが、FE85Kを改造したツィータも分解能の良い音を出していました。 当日の資料はこちら |
出品者のコメント: 石田さんのアンプをお借りして自宅では出せない大音量でテストすることができました。低音側のユニットに課題があるのでお寺大会までには何とか改善できないか検討して見ます。 |
|
石田 さん | |
|
大沢磁気反発式 自作スピーカ
磁気センサで測定してリニアリティの良い配置にしているとのこと。結果としてギャップが4mmとなって、磁束は1500ガウスと低めになっています。歪みは1%以下と低くすることができています。 能率が低くて、ボイスコイルに流れる電流が多いので、ファンで冷却しているとのことでした。試聴は電流アンプで行いましたが、素直で、聴きやすい音に仕上がっていました。ツィータのありなしで大きく音が変わります。 駆動アンプを電圧アンプにすると、少しくっきりした音になりました。 当日の資料はこちら |
|
|
大平 さん | |
|
T2 MOS PPアンプ
半導体アンプらしく、くっきりして押し出しが強めの音ですが、優しさも兼ね備えた音に仕上がっていました。回路構成が素直で簡単なことによる効果が出ている感じです。 ジャズ、弦楽の再生に向いているような印象がありました。 当日の資料はこちら |
出品者のコメント: シンプルな構成を基本とし、今回はさらに高域のLPF除去などで高域の改善、DCレギュレータの出力余裕アップなどを行いました。それらの対策が音にも現れたようで会のスピーカの表現力を引き出していた気がします。 選曲は音の違いが分かりやすいクッキリはっきり系の小編成を選びました。 1曲目は先回同様タイタニックのセリーヌディオン。 2、Yo-yo-Ma、ギドン・クレーメル、キム・カシュガシアンのディベルトメント(K563 3.ローマ・トリオ Love is a many splendored thing. |
|
岩野 さん | |
|
T2アンプ
アンプ部のみを基板化し、安定化電源なし、保護回路なしで動作させています。大平さんと同じ回路なので音の傾向は同じですが、保護回路、定電圧電源の無い分、音の押出と優しい感じの音がより強調されているように感じました。 |
|
|
横江 さん | |
|
59真空管アンプ
トリプルグリッドの球で、G1とG2を繋ぎ、G3とPを繋いです三極管として動作させています。 初段は12X7のSRPPで出力段にカップリングコンデンサなしで接続、プレートから初段への帰還回路もコンデンサ無しだそうです。 高音が抑え気味ですが、真空管アンプらしい素直な音です。女性ボーカルが得意な感じで、人の声が優しく聞こえます。出力が1Wしかないので、大音量では鳴らすことができませんでいたが、十分な音量で再生できていました。 |
出品者のコメント: |
|
肥後 さん | |
|
無帰還アンプ
少しハイ上がりの音ですが、無帰還アンプらしい音です。力があり、押し出しも十分でした。YMOやブラスバンドのようなインスツルメンタル系の音楽に向いているような感じです。 当日の資料はこちら |
出品者のコメント: いつもお世話になっています。 今回も見た目はいつも通りでしたが新作です。今回は電圧駆動ですので会のスピーカーをはじめてツイーター付きで鳴らすことができました。安いスイッチング電源のノイズがすごかったのですが、フェライトコアを使って対策し、音はまずまずになったと思っています。 試聴していただいた曲は次の通りです。 1.ルパンⅢJam Trip 石川晶&カウントバッファローズ 1983年発売のレコードです。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm2022819 2.Sweet Soul Revue ピチカートファイブ https://www.youtube.com/watch?v=sPzp1_155aI 3.Technopolis YMO https://www.youtube.com/watch?v=zFADf3CW8zI 4.鉄腕アトム 東京ブラススタイル https://www.youtube.com/watch?v=cuiI5L69Vz0&list=RDcuiI5L69Vz0#t=98 |
|
関澤 さん | |
|
無帰還アンプ
加藤さんが設計し、岩野さんが基板化と主要部品を提供しているアンプです。回路の調整がシビアなため岩野さんに調整して頂いたとのことでしたが、綺麗に仕上がっていました。 無帰還アンプらしく、くっきりしていながら分解能の高い音でした。ピアノのアタック音の表現が得意な感じです。 |
出品者のコメント: 手作りアンプ会員の方々の支援により完成する事ができました。 設計の加藤さん、岩野さん、大平さんに感謝です。 ガラス細工の様なデリケートなアンプですが、無帰還の良さと低歪の良さが出てました。 現在は、連続運転300時間を越えて安定しています。 アイドル電流:200ma f特・位相特性:0Hz~300kHzフラット 歪率:0.02%以下です。 当日の曲は、MIE JOKÉ sings BALLADS and other love songsから、コールポーター作曲 So in loveです。 ボーカル:情家みえ ピアノフォルテ:後藤浩二 |
|
浅川 さん | |
|
(1)VT38シングル+6E2(マジックアイ)
出力が1W程度と言いながら、十分な音量で鳴っていました。6E2マジックアイを使ったレベル表示が面白いアイディアです。 聴きやすいバランスの取れた音で人の声が得意な感じでした。オーケストラの音楽も分解能があり、スケール感もありました。 (2)IC amp LM1875 ICアンプは電源が貧弱ということでしたが、バランスの良い音で鳴っていたと思います。VT38シングルに較べると分解能が落ちたように感じることがありましたが、半導体アンプらしい力強い音で鳴っていました。 |
|
|
石田 さん | |
|
UcDアンプ
最新のジタルアンプモジュールを使用したアンプです。モジュールは、アナログアンプと同様にNFBを使えるそうです。 半導体アンプらしい力のある音でした。電源を非安定と安定化したときで比べてみましたが、安定化した方が音の伸びがある感じが出ていました。このあたりは、今までのアンプと傾向が違うようです。モジュールの特性でしょうか。 当日の資料はこちら |
|