小高 さん
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ICアンプ、ディスクリートアンプ比較
LM12パワーオペアンプを使ったアンプと、その等価回路に近い構成で組み上げたアンプを比較して頂きました。
パワーオペアンプの方が、音がおとなしく雰囲気があるという印象です。ディスクリートアンプは、パワーオペアンプにに較べると若干高音よりの音になりますが、情報量が多いようです。どちらも、比較すれば分かるという程度の差でした。
会場から好みの音を聞いてみたところ、ほぼ半数という結果になりました。
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出品者のコメント:
殆ど同じ回路、同じ特性なので、殆ど差はない筈なのですが、音質に差が生じて仕舞いました。
関係資料です。
http://www.hi-ho.ne.jp/odaka/quad/sando14.html
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大平 さん
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A級MOS-FET T2アンプ
改良を進めていて、音質が改善されているということです。ダンピングファクターを8に抑え、入力にローパスフィルターを入れて真空管並みの特性にしてみたとのこと。輪郭がはっきりしていて力があり、かつ優しい音で、制作の意図が反映されていたように感じました。会場からは太めの音という感想が出ていました。
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出品者のコメント:
家で鳴らしてる時とは違って、ダンピングファクタが小さい事とスピーカーが違う事もあり少し太めの音になってしまったようです。もう少しキリッとした音が好みなので、ダンピングファクタをもう少し大きくした方が良かったのかも知れません。
何はともあれ、この回路は色々いじりまくったので色々と楽しめました。
次は本命のSIT版アンプに取り掛かるつもりです。
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石田 さん
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DCU-131A,T114S
ウーハーの音を上方に向けて出しているという特徴のあるスーピーカーで、平面方向の指向性がないために臨場感の再生を得意としています。ウーハーは高音側にピークがありますが、フィルターで補正しているとのこと。低音から高音までバランス良く再生できています。コンサートホールで大編成の楽団によるの音楽を再生すると、空気感がよく出ていました。
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出品者のコメント:
ウーファ側は外から見えませんが、エンクロージャ内にフリーで対向配置のユニットが別に付いているので振動防止と立ち上がりのよさが出るようです。
ツィータも後にもう一つユニットが付いているので無指向性に近い音場感が出て特徴的な音になっていたと思います。
今回はネットワークのクロスオーバを音響的な出力で2次対称型となるように再調整してみました。やはりこの方が繋がりが良いようです。
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浅川 さん
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DCUF101WⅡ+ドローンコーンピアレス830887×2改 IC amp LM3886DC
小さくまとめていてかつ低音がバランス良く出るように工夫しています。ドローンコーンの片側を塞いでいますが、これは定位を良くするための工夫とのことです。能率が低いためにあまり音量を上げることができませんでしたが、定位は良かったと感じました。
落ち着いた聞きやすい音で、小音量で聞くのに向いている感じです。クラシックの再生を得意としているようです。スピーカーのユニットの性格なのか、音が前に出てくる感じがありました。
アンプは、ダイオードをショットキーに変えたところ、音質が改善されたとのことです。
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出品者のコメント:
参加された皆様ご清聴ありがとうございました。
今回の作品はこれ以上手を加える事はないと考えています。そもそもこれは小音量で聴くタイプのスピーカーだという認識はありましたのでこれ以上背伸びしないということです。次の機会は10cm径ユニットでサイズを超えた音を出せるシステムを目指したいと思います。実は先月の2月に紹介してるので改良型になります。この度使用したドロンコーンのナンバー正しくは830787でした失礼しました。
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竹内 さん
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μ3wayスピーカー
綺麗な音というのが第一印象です。音が前に出てきて広がり感もあり、低音の量感も十分です。小音量だけでなくある程度大きな音にも十分対応できているようです。
机の上に置くと低音の量感がかなり減ってバランスが崩れましたので、床置の方がよさそうです。カレン・カーペンターの声が非常にいい感じで再生できていました。
3wayだと音をまとめるのが大変で、1周間くらいかかってしまったとのことです。
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出品者のコメント:
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蝦名 さん
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DENON DP-7000修理
メタルキャンタイプ以外のトランジスタを交換し、故障していたロジックICを交換することで動作するようになりました。定電圧電源の負荷を減らすためにランプをLED化しています。3MHzの水晶も交換していて、入手の顛末などを紹介していました。
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出品者のコメント:
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高間 さん
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市販ACアダプタの改造法(未完)とトランスの巻き方
SW電源用のトランス改造法の説明と、wiiのトランスを改造した例を紹介して頂きました。また、トランスの巻き方について紹介して頂きました。
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出品者のコメント:
スイッチング電源用のトランスは巻き数が少なくて済むため、トランスの製作は比較的容易に行えるという考えでトランスを製作しました。
試作の結果、一般的なPWM方式のACアダプターを改造する場合には真空管用の高圧出力をフィードバックしなくては本来の特性が得られないことが判りました。
来月にはこの問題を解決して報告できるように頑張ります。
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三上 さん
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LLCの情報と中華測定器
土屋さんのSW電源の検討から、LLCに関する文献(Fair Child社 AN-4151 "Half-Bridge LLC Resonant Converter Design Using FSFR-Series Fairchild Power Switch"))を見つけてきて紹介していました。また、格安で入手した中華製のロジックアナライザなどの測定器を紹介して頂きました。
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出品者のコメント:
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土屋 さん
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SW電源
サンケン電気SWFシリーズ(24V100W)をベースに真空管アンプ用の電源を検討しています。倍電圧整流が可能なことを確認し、高電圧化していました。球アンプ分科会の掲示板に記載がありますので、詳細はそちらを参照してください。
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出品者のコメント:
出来上がってみれば大したことない内容ですがここまで来るのに色々ありました。
ヒータートランス制作は、今日の高間さん、三上さんの発表内容も参考にさると思います。またフェライトコアは高間さんが沢山入手されたそうなので、もしかしたら分けていただけるかもしれません。言い忘れましたが、ダイオードはリカバリ時間の短いもの、電解コンデンサはリップル電流に余裕のあるものをつかう必要があります。
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