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反時計式バリコンを使う 宇多@茨城 2011/07/26,23:39 No.873 返信 (t)
こんにちわ。
 反時計式のバリコンを入手して困惑・・・利用方法を分析すると「同調用ダイアル」方式は、下記の2系統4形式になりました。 たとえば周波数を増加させる場合、指針を相対的に右回転、X軸上では右方向、Y軸上では上方向に移動させるか、または「背景の逆方向の移動」にて示すことになります。 

(1) バリコン・シャフト直結タイプ メカニズム
 (1.1) 可動指針 <固定ダイアル併用> 
  操作時には指針を追って目と場合により顔を動かす。
  適用ダイアル形式は扇形のみ、右回りの時計式バリコン対応限定
  ・・・オッシレータ等測定器系、自作系、簡易型指針ツマミ
 (1.2) 可動ダイアル <固定指針併用> 
  操作時には指針前後を注視し顔は動かす必要がない。
  適用ダイアル形式は扇形のみ、左回りの反時計式バリコン対応限定
  ・・・監視系の通信機器、測定器系、簡易型文字板ツマミ
  ・・・但し、市販バーニ アダイアルは逆目盛の時計式対応

(2) 駆動系メカニズム併用 メカニズム
  バリコン・シャフトとは非直結、ギヤ伝達、ヒモ・滑車
  などにて、回転方向を変更できるのでバリコン形式フリー。 
  操作時の動作は (1) に準じる。
 (2.1) 可動指針 <固定ダイアル併用> 
  適用ダイアル形式・・・扇形、横型、縦型
  ・・・民生品のラジオ、チューナ等に広く採用         
 (2.2) 可動ダイアル <固定指針併用> 
  適用ダイアル形式・・・扇形、横/縦は筒型または幕型に
  ・・・面積がとれないポータブル系、監視系の通信機器

 このバリコンの利用方法は<固定指針〜可動ダイアル>が適となりました。 


周波数変換のからくり masuda 2011/07/22,11:27 No.859 返信 (t)
宇多さん、こんにちは。今週は、輪番休業でお休みです。ところで、
6BE6を始めとして、スーパヘテロラジオをはじめとして多々製作記事はあるものの、意外と周波数変換原理について記述する文献がないのが不思議です。
教科書的には、2次特性の歪→2次の公式→2信号の積→三角関数の和積の公式→で、和と差の周波数成分 が出ると解説されるのですが、どうもピンとこないですね。それならば、2次の歪のゲイン係数は、いくつなのかと、突っ込みたくなります。
実際の回路では、2信号加算→半波整流→フィルタリング で2信号ビートが生成されるのがホントでしょう。(これは、突き詰めれば2次歪と同等なのかも)
ところで、この半波整流増幅は、グリッド検波とプレート検波の2種類のうち、どちらを行っているのでしょうか。
実際、オシロで観測してみれば良いのでが、なかなかおっくうで。ごぞんじでしたらお教えください。
>> そうですか。 masuda 2011/07/22,12:50 No.862
この辺の実動作は難しそうですね。
・リミット点=>Vgk=0Vの動作点で、これ以上グリッド電圧がUPするとIgが流れ出す点。(GK間でダイオード動作が発生する)
・カットオフ点=>深いVgk電圧で、これ以下だとIpが流れなくなる点。
と表現すると、リミット点を利用したのが、グリッド検波で、カットオフを利用したのがプレート検波となります。ストレートラジオは、これら作用を利用しています。でも、圧倒的にグリッド検波の方が多いような感じですね。
世の中、製作記事本は多くありますが、このような一歩踏み込んだ解説はないですね。誰か解説してくれる人はいないものか?????
グリッド検波の場合でも、グリッド結合Cが、自動的にグリッドマイナス電圧をIg電流に伴い生成してくれるので、回路図の見た目は、ただのC結合に見えてしまいます。自分的には、ほとんどのミキサ回路は、グリッド検波だと思うのですが。どうでしょうか。
>> 実は両方ではないかと 宇多@茨城 2011/07/22,13:49 No.863
(1) 本来は:
 独立した発振回路とバッファ、それに混合回路とを分けて、混合回路の動作分析を行うのでしょうね。 発振を取り込んでいるために生じた制約は大きいとはおもわれますが、分けるとなれば別の課題設定となるます。
 混合は検波機能として捉えられていた歴史的背景があり、一信号の検波も複数信号の検波もゴッチャだったものが、いつのまにか目的別の名称となったのでしょう。
 そして専用管によらない周波数変換回路の総論やら一般論が勉強不足でみつからず困っていますが、ハンダゴテを先に出動させるのも特権です。

(2) 2次歪のゲイン係数:
 歪みの発生具合による訳で、俗にハイ gm は歪みもデカイ・・・所謂 変換 conductance/ gc にその一部が現れると理解します。 相互 conductance/ gm の高い mixer 管は gc も高く、一般に gm の 1/4 と云われていますね。

(3) 検波・混合:
 ショットキーとて、ミクロにはカチッと水平線からイキナリ勾配のある直線に曲がる訳ではないでしょうから、その意味では相対的には真空管と等価な部分があるかも。 そしてジワジワしたリモートカットオフでも実際上はチャント動作しており、カットオフに近い不完全な整流状態を利用・・・と玉虫色の解釈になります。
 グリッド検波はダイオード動作であると割り切るとして、プレート検波では動作点を限りなくカットオフに寄せているから、境界が非常にアイマイであり整流していないとは言い切れないでしょう。 そして、整流を始めても曲がっている部分も有効でしょう。 そして相対的に同調回路のQに及ぼす影響が異なるのはグリッド電流の絶対値差だけかも。

(4) グリッド検波とプレート検波のどっちなの?
 JA1AD 斉藤 健氏は両方の準備を (グリッド・リーク/自己バイアス) せよと述べておられます。 これには勿論検波対応だけでなく発振回路の動作制御が加算されています。 
 そして、同一の回路でもグリッド検波的動作とプレート検波的動作とはカットオフ特性とか gm とか出来具合などにより一義的に決めかねて、実用的にはどちらかに寄せることは困難であろうと理解しました。
 また拙ページの記述では挿し換え互換性、追試験再現性の点からも同様に実験を経たどんな管種でもカソート挿入の抵抗の調整一つで対応できることを確認して記載しました。 個別管種ごとに最適値をやったら話が進まないです。
>> ほとんどのミキサ回路は、グリッド検波 宇多@茨城 2011/07/22,14:42 No.864
 古雑誌やら古回路図集などをチラッと見てみましたが・・・
 HF 通信用でシャープカットオフ五極管 (6AH6/6CB6/6EJ7 等) を G1 injection (殆どがこれ) mixer に使った例では、バイアス設定 R を単なる増幅の場合よりかなり深い kΩオーダーに寄せて G2 電圧も落としていますが、プレート検波でしょうかね。 FM チューナの 12AT7 mixer 複数例も G injection で Rk=2.2kΩ等となべて高いです。 大振幅対応策、S/N 確保、注入局発の安定度等を考慮するとそうなるのかもしれませんが、実装経験不足でなんとも判りません。
>> プレート検波でOK masuda 2011/07/23,14:07 No.868
宇多さん、ご回答ありがとうございます。どうやらプレート検波が正解のようですね。
昔の参考本を引っ張り出して来て見たら、他励振の場合、バイアスを深目にとって、Vgk-gm特性のグラフから、出力は半波整流らしき歪を受ける様子が出てました。バイアスを深めとるところから、カットオフより深いところ、マイナス成分はカット、プラス成分のみ取り出し半波整流を行うようです。
・・・ということは、周波数変換回路は、、バイアス調整(カソード抵抗値)と局発レベル調整の二つを最良の特性なるよう調整が必要ということでしょうか。
・・・ところが、1球で行う6BE6は、この辺の定数がほぼ決まっているので、逆に動作が分かりずらいですね。(たとでば、6BE6の場合、カソード抵抗は不要でOKとか)。
昔の技術とはいえ、なかなか奥が深いようです。
>> けれど、グリッド検波もあり? masuda 2011/07/23,18:06 No.869
宇多さん。けれど、混合部はプレート検波と先にいってしまったのですが、グリッド検波も有りかもしれません。というのは、ヤエスFR-50Bの1stミキサ(12AT7)、2ndMIX(6CB6)の第一グリッド電圧が、取説から-0.1〜-0.4Vとなってます。これって、グリッド検波されて、結合Cによって生成されれた電圧ですよね。ということは、グリッド検波による混合方式も有ということでしょうか。
今まで、ストレートラジオの0-V-1のような、原始的方式とスーパヘテロダイン方式という実用機とは、実は別物ではなく、グリッド検波、プレート検波でつながっているという新しい発見が、今更ながら気づきました。
>> やっぱり両方かな 宇多@茨城 2011/07/23,20:54 No.870
増田さん、こんばんわ。 
 ヤエス FR-50B の12AT7/6CB6 の各カソードに C/R が入っているなら、グリッド検波ではないですね。 ところで検波方式を G/P のどっちにするかをどうやって決めるのでしょうね。 自作ラジオなら微弱信号相手は G、出力振幅本位は Pなど、構成やら運用目的できめますが。 業務機では S/N とか近接信号特性などでしょうか。 
 6BE6 のコンバータ動作は、カソードタップに現れる RF 分が G3 バイアスに加わるといわれ自己バイアス相当ですが、チョット見ではグリッド検波みたいですね。 ミキサー用法では自己バイアスRを挿入、明らかにプレート検波です。

 はなしが変りますが、実は 0V1 の再生検波の負荷を IFT にして、再生発振させれば受信波は離調しながらも、昔の IF は低かったことだし、とりあえずコンバータとして動き、「ヘテロダイン」が成立したわけです。
 それでは感度がわるいので、別途に用意した受信波同調回路から信号を発振グリッドに強引に注入します。 これらがプリミティブな「オートダイン・コンバータ」で・・・なんのことはない再生検波の発展形ですね。
 これが FM チューナでは RF amp のバッファ付きでカムバックしました。
 一般にはアンテナから局部発振が発射されては不都合なので、多極管にてプレート同調型発振回路を構成し、受信波同調の入力電極とは極力隔離したコンバータ回路も開発されました。 
>> くわしい説明が 宇多@茨城 2011/07/24,07:51 No.871
おはようございます。
一木典吉氏著「全日本真空管マニュアル」ラジオ技術全書002A ラジオ技術社
1977/3/25 18版1刷 pp132~146 第3.2 章 周波数変換管 に詳細の解説が記載されています。 ご参考までに。
>> 残念です。 masuda 2011/07/24,20:23 No.872
一木典吉氏著「全日本真空管マニュアル」は、復刻のオーディオ関連抽出版は持っているのですが、オリジナル版は、記憶はあるのですが、(あの、分厚くて、古くなると、中割れするような)もってませんでした。オーディオ抽出版には、関連の無線関係の章は削除されてます。
HP(内尾さん)のところの文献を見ましたが、やはり、分かりやすくはないですね。私の理想としては、球のシミュレーションで現象が把握できることなのですが、なかなか難しいです。
>> グリッド検波とプレート検波 masuda 2011/08/01,00:52 No.875
宇多さん:
ラジオの6BE6は置いといて、手持ちyaesu FR-50Bの1st-Mixer(12AT7)ですが、グリッド検波的な手法を使って、プレート検波して、混合検波を行っているようです。グリッド検波というと、誤解を招きそうですが、グリッド検波に使うグリッド結合コンデンサとグリッドリーク抵抗との時定数で、GK間の入力信号を、0V以下にそろえ(C classアンプの入力回路と同じ手法)、結果、大振幅ローカルのため、信号下半分は、カットオフ領域に入り、結局、プレート検波動作になります。前提として、入力信号の下半分を、カットオフ領域に入れ込むことができるぐらいの大振幅ローカル電圧が必要です。
・・・・・こんな感じっですが、図とグラフで示さないと分からないかも。
>> 大振幅ローカル電圧が必要 宇多@茨城 2011/08/01,09:31 No.876
おはようございます。
実は FR50B は暫く使った後に予備 RX となっていました・・・35年前ですね。 
Tr 局発にエミッタフォロワ・バッファを付けてカソード注入法でしたね。 しかも結構大きいカソード・パイパスC (1000pF!) に局発出力の一部を食わせて・・・安定した注入電圧を意図したものと理解しました。
High Gm pentode 6AH6 -6CB6 -6EJ7 の G1 注入がベストと思って自作していた私には異様に見えましたが。
>> 周波数混合 masuda 2011/08/01,12:45 No.877
結局、周波数混合回路は、固定バイアス回路でもできるが、
C級アンプのグリッドコンデンサ、グリッドリーク抵抗によるC級バイアス方式でも可能(いやむしろ、ローカルレベルが大きければ、自動設定が可能)ということになると思います。
>> 周波数変換と検波の関係 潮名誠之 2011/08/02,12:40 No.878
こんにちは。
周波数変換のことをなぜ「第一検波」とか「ヘテロダイン検波」というのか長い間わかりませんでした。
周波数変換と検波は別物のように思っていたからです。
しかしお二人のやりとりを読んで、やっと理解できたような気がします。
なるほど周波数混合の中身は検波だったのですね。
そして検波の本質は2次歪であるということでしょうか。
検波といえば、波の半分をスパッと切り取ることだとばかり思っていたので、2次歪との関連をイメージできませんでした。
>> 広義の非直線性 宇多@茨城 2011/08/02,22:26 No.879
こんにちわ
 判り易い意味での振幅変調波の検波とは、搬送波を取り除いて変調波を取り出すこと・・・被変調波の波形の半分だけ使って包絡線を取り出すことですね。 一方通行の整流作用に限らず、入力と出力が正比例しない状態・・・非直線性があれば検波作用を持ち高調波歪みも発生します。

 振幅変調する無線電話以前は、無変調波〜搬送波の断続による無線電信でした。 受信し検出するには整流してリレーを引いてカチカチ鳴らしたり符号を印刷したり。 そして真空管による再生検波・・・発振させることにて別の搬送波を当ててビートを作り音声で検出しました。 次に振幅変調波方式が発明され、鉱石やら真空管の非直線性で変調波を分離しました。

 混合と検波がゴチャ混ぜになった原因は、再生検波がヘテロダイン(他力)方式の原型となり、安定に増幅するため元の被変調波を「異なる周波数に変更する」ことも検波機能の範囲と理解されたことによりましょう。
 再生検波の発展形オートダイン・コンバータから、さらに進化して発振機能を分離したスーパー・ヘテロダイン構成となって、「周波数変換」という概念が明確化され、混合段を「検波」とは云はなくなってから久しいのですが・・・。
 私が学生だった半世紀前、学校の教材では「第一検波、ヘテロダイン検波」は既に消滅していました。
>> 検波と混合と 宇多@茨城 2011/08/03,09:21 No.880
おはようございます。
 ミキサー段の(RFamp 段も)グリッド回路 C/R 有無と挿入例を調べました。

(1) モノによっては k=グランドで G 検波・・・これは当然ですね。
(2) 同調回路から直接 G1 に接続した例も散見され、 AVC なしの RX やら
  ダウン・コンバータの例は SWL 用かな、それに FM チューナ例でした。
(3) k に結構深い自己バイアス用の C/R を挿入しながら G1 にも C/R を挿入、
  ただし並列給電型 AVC をミキサーにも適用した場合は当然ですが・・・。

上記 (3) は回路図を眺めながらハッと思い出しました。 メーカー製でも自作品でも、無線局設備として運用に耐える RX 条件具備のため、RF amp も含めて G1 に C/R を(直列、並列、AVC 併用)挿入します。 これは自局送信時に RX に飛び込む過大入力に対する球の保護手段・・・グリッドの焼け防止です。


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Mixer_001 masuda 2011/07/21,09:07 No.850 返信 (t)
2信号を加算して、半波整流して、フィルタすると、変換後の周波数成分が出力されるのシミュレーションです。????


6JX8で周波数変換のラジオ 竹内6EH7 2011/07/21,09:03 No.849 返信 (t)
おはようございます。
 スーパーの周波数変換は興味があります。前にオール9ピンMT管で5球スーパーを作りました。周波数変換は手持ちの3極7極複合管6JX8を使いましたが失敗しました(局発が発振しなかったです)。いろいろ試しましたが結局、秋葉原で6AJ8を購入して完成しました。

 何故6JX8が中波の周波数変換くらいできなかったのが納得できませんので ”9ピンMT管の5球スーパー 2号機 (ただし整流管は6X5GTとなります)”を作成中です。発振コイルが急所のようですが6JX8の製作例などがありましたらご教授ください。
>> 6JX8(ECH84) masuda 2011/07/21,18:37 No.853
竹内さん、こんにちわ。ネットで見ると、この手のヨーロッパ管は、三極部でローカル発振、七極部で混合する方式ですね。6AJ8(ECH83)のアプリにありました。6JX8で局発、発振せずとのこと。6JX8の三極部発振回路がうまく発振しないということでしょうか。それとも、七極部のG2-4,G1,K構成で発振しないということでしょか。
いづれにせよ、6AJ8=Mixer用と記述がありましたが、6JX8=パルスセパレータ、ノイズインバータ、同期アンプ用としかなく、Mixer用途は書いてなかったです。違いはこのへんかもしれません。
>> 6JX8 で 宇多@茨城 2011/07/21,19:51 No.854
こんばんわ  http://www.r-type.org/exhib/aai0118.htm をご参照。
三極部は Rp=13.5kohm, Gm=3.7mS からμ=50。 普通の回路でOKかな、と。
>> re:6JX8で周波数変換のラジオ 竹内6EH7 2011/07/21,21:34 No.855
早速のレスありがとうございます。シャーシの加工が終わり部品を取り付けています。

>6JX8の三極部発振回路がうまく発振しないということでしょうか
 そのとおりです。局発は3極部です。6AJ8を使う回路は松下製のラジオのものが二、三手元にあり拝借しました。発振コイルはこのために購入した88コイルで相当試行錯誤しましたが6JX8では全く発振しませんでした。その後6AJ8を入手し交換したところ発振しましたが挙動が怪しかったですが鳴ることはなりました。先日、コア付きの発振コイルにプレートコイルを巻足したものに交換しましたら局発も安定して良好です。

 ご紹介のサイトやECH84の規格を見ていましたが、松下が同じ3極7極複合管でありながら6AJ8と6JX8を製造したことが不思議です。規格、特性が異なってはいますがピンアイサンまで変えて別品種で供給したのが不思議です。

(実は、恥ずかしいことに6AJ8を買うつもりがよく確認せずに6JX8を買ってしまったのがそもそもの始まりです(泣)。ハンドルネームの6EH7はお気に入りの真空管でRF増幅、IF増幅に度々使っています)

 先の投稿にも書きましたが周波数変換回路は面白いです。5極管の周波数変換もですが、米国製のAM/FMラジオでは6J6で中波の周波数変換もしています。サービスマンもびっくりしたのではないでしょうか
>> 球式コンバータ・ミキサー 宇多@茨城 2011/07/22,04:37 No.856
おはようございます。 コイル類には要ご注意。 私は最近殆ど自作です。 
 中波帯ラジオ(AM) のコンバータは殆ど 6BE6/12BE6 ですが、FM チューナやらプリメイン組み込みチューナの FM 部分では 12AT7 から 6AQ8(17EW8) が多かったですね。 それも単管で Neutrodyne RF amp/ autodyne conv. だったりして。
 6AJ8 は FM/AM ラジオの philips (というか松下の) パターン、AM では mixer/oscillator=conv.、FM では 1st IF amp。 最後の頃の国産球式 FM/AM ラジオでは 6U8 とした例があり 6EA8 にて交換修理したことがありました。
 有名な米国某社受信機でも 12AT7 mixer 例がありますね。 アマ局用 YAESU FR50B も 12AT7 の cathode injection でした。 1976年製の自作クリコンは 6EJ7 mixer、TS-510 の mixer もアダプタ装備の 6EJ7、その後超三結アンプの初段・・・ 
>> 6JX8のラジオできました 竹内6EH7 2011/07/29,11:57 No.874
発振コイルにプレートコイルを巻き足す加工をして作りました。局発もOKで感度の良いラジオができました。思いのほか簡単に鳴ってしまって拍子抜けです。

http://homepage2.nifty.com/sin454/page091.html
上のURLは私のホームページの当該ラジオのページです。当初は5本とも9ピンMT菅のつもりでしたが電源トランスの整流管ヒーター電流が足りないなので6X5にしました。


6BE6 masuda 2011/07/20,15:17 No.847 返信 (t)
宇多さん、お久しぶりです。5球スーパのいくつかの試み、面白そうですね。
6BE6周波数変換回路について、調べてみました。
結局、2信号加算→半端整流→目的周波数信号をフィルタリング ですね。
この手の回路は、グリッド・カソード間のダイオード効果、カットオフ近辺バイアスによう半端整流増幅等、実際製作記事では詳細に語られない回路原理がありそうですね。
>> おひさしぶりです 宇多@茨城 2011/07/20,18:57 No.848
あらゆる管種の用途拡大・・・動態保存手段の拡大を意識しました。
そして周波数変換を、広く一般球でカバーしようと云うのですが、流石に水平偏向出力管に手を出した例はありませんでした。

(1) 2信号加算:
 各種 mixer 回路からヒントを得ました。 そして mixer に osc 機能も背負わせる訳です。 ついでにありうる回路形式を拙 HP に展開してみました。 Loc osc の共振インピ、RF sig の供給インピ・・・結構変動が多いです。 バッフア・レスの極めてシンプルな回路で、相互の影響を避けより効果的に、固定した動作点にて機能せよ・・・。

(2) 半波整流?:
 変復調回路の一種でしょうね。 発振と検波の両方を兼ねたバイアスの微妙なコントロールが要求されるから、グリッド検波、プレート検波、プロダクト検波等に見られる、整流をふくむ複合的な非直線性動作を総合したものと思います。 調整が楽で安定で再現性が高い・・・方法を見つけるのが要諦かも。  
>> 補足です 宇多@茨城 2011/07/21,09:24 No.851
 五球スーパーに限らず、保守用管球の代替方法を考えて見ると、中間周波増幅以下は意外と問題が少なく、周波数変換管の代替課題を主に考えてみました。
 一般には DBM と出し入れトランスを用意、 loc osc と sig を入力しマッチングさせるなんて改造は面倒、loc osc を Tr/FET で組み、管球 mixer に注入するのが手軽でもそれも面倒・・・簡便な汎用管一発リプレースおよび調整で何とかならないか、という発想です。 
 大昔ストレートをスーパーに改造した時代に比べれば材料は豊富です。

>> 補足の補足 宇多@茨城 2011/07/22,08:56 No.858
おはようございます。
 ご指摘いただいている、三極管〜ビーム管〜五極出力管〜RF 五極管の単一ユニットによるコンバータ動作については、発振機能および混合機能の基本課題は既に一応クリアーされていると考えています。
 そして周波数混合の機能の上に局部発振を重ねて、無理が生じている部分は否定できません。 しかし周波数配分によっては実用可能な例が中波バンドおよび FM バンドに見られます。
 約半年、色々遊んでみた結果、全般を通した分析事例およびプロトタイプ化が未発達です。 一般に実装する上では発振・混合の基本機能よりも下記の課題が重いなと感じています。 拙ホームページの中間報告 http://www2u.biglobe.ne.jp/~hu_amp/cgencvt.htm をご覧ください。

(1) 局部発振の安定度を阻害する回路要因とその対策
(2) 試行錯誤要因・・・発振回路形式と適正結合度(コイル設計製作)
(3) EMI を発生し易い回路要因とその対策


画像タイトル:img20110719182342.jpg -(101 KB)

拡張しました 宇多@茨城 2011/07/19,18:23 No.846 返信 (t)
三〜五極管コンバータのテスト・セットを拡張しました。(ピンボケ・ブレ御免)
RF amp は 6SK7(右端)、コンバータは 6SJ7 をアダプタ付きで挿してあります。
バリコンがトラッキング・レスなので、コルピッツ発振回路ができません。


画像タイトル:img20110719162343.jpg -(163 KB)

ラジオの局発 masuda 2011/07/19,16:23 No.845 返信 (t)
局発のシミュレーションです。6BE6の三極部のシミュレーションを行うと思い、6BE6のモデルを探したのですがなかった。そこで三極間でタップドハートレOSCをシミュレーションしました。
肝は、グリッドのキャパシタでC級バイアスすることです。
これは、送信機の終段アンプと同じようです。


IFバッファの実験 潮名誠之 2011/07/15,18:35 No.833 返信 (t)
RFバッファがうまくいったので、IFにもバッファを設けたら、ということを思いつきました。
つまりIFTとIF増幅管12JF5の間にカソードフォロワ段を挿入すれば、中和回路なしでも発振しないのではないだろうか、と、いうわけです。
サブミニ5極管5840の三結カソードフォロワで実験してみたところ、うまくいきました。12JF5を裸で使って発振の気配がありません。中和回路を外して12JF5のゲインが上がったためか、カソフォロ段挿入によるゲイン低下も感じられません。
真空管の本数は増えますが、たいへん具合が良いので本番もこの手でいこうと思います。(もちろん12JF5のカソフォロで)
>> グッドアイデアです 宇多@茨城 2011/07/15,20:09 No.834
増幅段グリッドのインピーダンスを、カソードフォロワ負荷の値まで下げて、Cgp の影響を軽減する・・・タップダウンなしのローインピ化フル振幅対策ですね。

オーディオ・アンプでも五極管~五極管構成では発振し易いので、直結カソフォロを間に加える例がありますね。
>> 発想・実験、正解です。 宇多@茨城 2011/07/16,10:29 No.836
なにかあったような感じがして振り返ってみたら、ナント今年の一月段階に紙一〜二枚程度隣まで。 想像パワーがあればなぁ、他でもときどき同様な。

秘策、駄策? 名前: 宇多@茨城 [2011/01/25,20:12:38] No.597  
→→→ (2.4) 二本使いでカソード結合、カソフォロ+グリッド接地では?

ビーム管ではグリッド接地がNGで諦めて中和に・・・もう少し考えれば到達。
→→→ 二本使いで、カソフォロ出力を非同調増幅すればセーフ 
>> 経験してはじめてわかること 潮名誠之 2011/07/17,19:00 No.837
一月の段階でカソードフォロワが良いと教えられたとしても、おそらく私はそうしなかったでしょう。発振を経験しないとわからないことでした。

さて、テスト機は一旦解体して、今度は本番機採用予定の回路をRF段からコンバータ、そしてIF段までテストしてみようと思います。12JF5によるRF増幅とIFカソフォロ・バッファがうまく働くかどうかが問題です。
>> 問題なさそうです。 宇多@茨城 2011/07/17,21:30 No.838
さしあたり問題になりそうな要素はチョット思いつきませんが。
(1) RF amp:
  非同調 R負荷直結でセーフの筈。 P負荷兼 G2ドロッパの R値要調整。 
(2) IF カソフォロ buff:
  三極管接続かな。 P は直Cグランド。 Ik は少なくて良いはず。 
 (2.1) Ik を抑えるべく・・・Rk=大〜Ek=大 バイアスを深くして抑えると、
    IF amp の G1 インピ大となり、不安定?。 
    そこで Rk は自己バイアスと負荷とに分割、前者部分はCグランド。
 (2.2) 三極管接続にせず G2 ドロッパにて Ik 調整する手もありですね。
>> 考え過ぎですね 宇多@茨城 2011/07/18,01:49 No.839
(2.1) Ik を抑えるべく・・・Rk=大〜Ek=大 バイアスを深くして抑える。
   そして IF amp の G1 に C/R 結合する。 
   不安定ならそのグリッド・リークを小にして逃げる・・・・
>> IFbufferはリフレックスで 潮名誠之 2011/07/18,10:28 No.841
いつもコメントありがとうございます。

RFampにAVCをかける場合、コンバータ直結ではやはり具合が悪そうなので、CR結合に改めようと思っています。

それからパワートランスのヒーター電流容量の都合で、IFbufferとAFampを1本の12JF5で行う、いわゆるリフレックス式にできないかと思案しているところです。
IFに対しては三極管動作のカソードフォロワとして動作させ、AFに対しては四極管動作のカソード接地アンプとして動作させるためには、IF用カソード負荷をRではなくRFチョークにしなければなりません。チョーク負荷でも出力インピーダンスが低ければ、IFampに対する発振防止作用は保たれるのではないかと思っているのですが・・・
>> リフレックスですね。 宇多@茨城 2011/07/18,16:17 No.843
思いつくままですが・・・
(1) RF ampに AVC、C/R 結合・・・コンバータは独立し動作点安定ですね。
(2) IF buff/ AF amp リフレックス・・・グッドアイデア。 少しの試行錯誤。
(2.1) IF/AF の入力方法は直列か並列か
   直列型 =上に IFT、その下への AF 信号は C/R 結合として
       リークRは適宜、IF バスパスCは高音への影響最少範囲で。
   並列型 =IFT 信号は小 C で切り AF は IF に影響しない適宜R経由で。
(2.2) RF チョークの挿入箇所・・・自己バイアスの場合
   バイアス用 Rk/Ck (=RF用、AF用パラ) の下、グランドとの間かな。
(2.3) RF チョーク仕様・・・少ないと効かないし、多いと浮遊容量等で
   IF 接近共振などリスク。(手持ち 1mH~5mH では 5Ω~20Ω程度でした。)
(2.4) IF buff の P/G2・・・IF 成分Cグランド、高音への影響最少範囲で。
>> 訂正です 宇多@茨城 2011/07/18,16:25 No.844
IF バスパスC →IF バイパスC 


読めない回路図 mj 2011/07/11,21:55 No.832 返信 (t)
$25の様ですよ
>> 無題 スガハラ 2011/07/18,04:01 No.840
情報有難う御座います。でも$25払ってもどうする訳でもないしデジタル回路のリバースエンジニアリングと違ってやる気なら何とかなりそう、ただ全くやる気がないのですが。


画像タイトル:修理前の中身 -(116 KB)

Westinghouse スガハラ 2011/07/10,12:22 No.824 返信 (t)
ホコリがいっぱいです。
>> これは・・・・ 宇多@茨城 2011/07/10,18:02 No.825
すごいです。 エレキ関係が軽度で良かったですね。 
(1) IFT が一個多い?・・・中味は中波の発振コイルでしょうか?
(2) 針とツマミが逆方向・・・大ドラムとダイアルは一致していますね。
  ドライブシャフトの紐掛けや紐のルートに逆にすべき「事情」がある?。  
(3) 6U5 は・・・Essential Char によるとリモートカットオフですね。
  それぞれ 6E5=-8V, 6U5=-22V でシャドウが閉じるとありました。
>> 配線図は見つかりません スガハラ 2011/07/11,11:01 No.826
Westinghouse model 754Aで調べましたが未だ配線図が見つかりません。分ったことは一列に並んでいるのは発振コイルです。左からBC、19、49、31,25メーターです。短波のアンテナコイルが見当たらないのでもしかすると非同調の可能性があります。短波の感度が悪いのはそのせいかも。IFTのケースの様なものが3本ありますが実はコイルの並びにあるのはBCのアンテナコイルでバリコンが3連となっています。高周波増幅も無いのに何ででしょう?配線図を探して理由を見つけます。それからこのラジオは1939〜40に売られた様です。モデル754と謂うのもあってこれはコンソールタイプで754Aはデスクトップでツマミの位置が違うほかは中身は同じに見えます。1940にはGT管が出来ていたのでしょうか?
>> なるほど・・・ 宇多@茨城 2011/07/11,16:23 No.829
(1) IFT が一個多い・・・中波のアンテナコイルでしたか。

(2) バリコンが3連・・・中波の同調、同発振、短波の発振用かと思われます。
  短波はカバー範囲が狭く、直列Cと並列C等でバンド毎に設定でしょうか。

(3) 1940年にはGT管・・丁度 G管と GT管が現れた時期ですね。 
  6Y6G は該当かな、写真の 5Y3GT? は新しいボトムステムみたいですね。
>> 辛うじて・・・ 宇多@茨城 2011/07/11,17:49 No.830
http://www.radiomuseum.org/r/canadwest_754_a.html に殆ど読めない回路図がありました。 短波帯ではアンテナコイルは一つでバンド毎にタップ切り替えしており、発振コイルはバンド毎に切り替えていますね。 中波はなにかゴタゴタして・・・よくわかりません。
>> 読めない スガハラ 2011/07/11,20:45 No.831
私もこのサイトに辿り着いたのですが読めません。言葉もドイツ語の様で分りません。パスワードがあれば大きな配線図をダウンロード出来るかもしれませんがその要領が分りません。分らないづくしです。一番右の5Y3は私が取り替えたものです。オリジナルは5Y4で5Y3と同じ規格ですが足の接続がちがいます。5Y4の手持ちがないので足の配線を変えて5Y3に差し替えています。


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